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AWSとは?アマゾンウェブサービスの料金を安く便利に使う方法を一挙公開!

制作/開発 2019.04.04

AWSとは?アマゾンウェブサービスの料金を安く便利に使う方法を一挙公開!

 

「クラウドサービス」という言葉を耳にする機会が増えてきました。しかし名前だけは聞いたことはあるけれど、実際に利用するシーンがあるのかを知らない人も多いはず。

そこで、今回は「クラウドサービス」を提供している、AWS(アマゾンウェブサービス)の概要や料金などをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

そもそもAWSとは何?

AWSとはAmazon Web Service(アマゾンウェブサービス)の略で、その名の通りAmazonが提供するサービスです。最先端のクラウド技術をいつでも利用することができるため、近年注目が集まると共に、需要も拡大しています。

サービスは、アナリティクスやコンピュート、ネットワーク・配信など多岐にわたります。それらを合わせて、125以上のサービスが利用できるというメリットがあります。

今回は、わかりやすくインフラで考えてみましょう。
インフラの構築をしたいと思ったら、1から設定するのはとても大変な作業です。構築で数週間かかり、はたまた納品まで数か月というケースもあるでしょう。

しかし、AWSではある程度パッケージが備わっているため、複雑で遅くなってしまいがちな構築リソースの幅を縮めてくれるのです。

 

AWSのメリットは?料金メリットはある?

AWSを利用するとどういうことが起きるのでしょうか。メリットとあわせてご紹介します。

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さまざまなことに対応可能なリソース

たとえば、たったの少しのクリックと、たったの数分間でサーバー台数を増やしたり減らしたりすることができます。また、CPUやメモリの変更はいとも簡単に実現してしまいます。

さらには、稼働していないであろう夜中にサーバーをストップして、コストの削減を図ることも可能です。もし、これを人の力で稼働しようとしたら、当然コストが発生してしまいます。

そのため、容易に変更できるリソースとその分の稼働コストの削減がメリットの1つといえるでしょう。

初期費用はナシ

AWSは、業務系アプリケーションやゲーム系プラットフォームなど、ジャンルに問わられず利用することができます。その上、AWSは初期費用が発生しません。

通常は、様々なジャンルのサービスを活用しようとする際、莫大な初期費用がかかるのが懸念されますが、その心配は無用です。

AWSは従量課金制

AWSは、すべてが無料で利用できるわけではありませんが、使った分だけを支払う従量課金制というメリットがあります。

従量課金制とは、使った分だけ支払うことを表します。つまり、「まったく使わなければ費用を請求されることがない」ということです。

さらに長期契約を結ぶこともなく、煩雑なライセンスを取得することもありませんので、サービスによってはかなりの料金メリットになるでしょう。

 

もっとも有名で利用されているAWS

AWSは、たくさんあるサービスの中から、複数のサービスを組み合わせることで、より便利なサービスにすることができます。

たとえば、

・低コストでなおかつ耐久性のあるウェブホスティングの構築
・ウェブサイトの停止を回避してくれるクラウド
・動画配信のためのクラウド構築
・時間や状況で変化する負荷を、自動的に増やしたり減らしたりしてくれるクラウド構築

など、選択肢はさまざまです。

ここでは、AWSの中でも有名・よく利用されているサービスをいくつかご紹介します。

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Amazon Simple Storage Service(S3)

Amazon Simple Storage Service(S3)は、AWSの中で、もっとも有名なサービスのうちのひとつです。

このS3は、名前の通りストレージサービス、つまり、クラウト型でデータを格納することができます。S3はただのストレージではなく、オブジェクトストレージサービスがメインで、容量は無制限というメリットがあります。

利用シーンとしては、データのバックアップや、処理前と処理後のファイル保存などが挙げられます。

Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)

EC2は、仮想マシンをクラウド上で動かすためのウェブサービスです。レンタルサーバーをイメージすると解りやすいでしょう。大規模なコーポレートサイトや、ウェブサービスを利用する際に活用されています。

EC2は、専用サーバーのようなものは一切なく、たったの数分でサーバーを構築できてしまうというメリットがあります。
またEC2では、サーバーや台数なども容易に変更することができるため、状況によって変化させることも簡単です。

あるタイミングで、一気にアクセスがあったとしてもサイトを落とすことなく瞬時に対応できるため、人気になっています。

Amazon RDS

Amazon RDSは、データベースの作成や、バックアップ、パッチ適用、冗長化ができます。

またRDSでは、ストレージを変更でき、様々なインスタンスも利用可能です。Amazon Aurora、MySQL、Oracleデータベースなど、使い慣れているであろう6つから選択できます。

Elastic Load Balancing(ELB)

Elastic Load Balancingは、トラフィックやアプリケーションをEC2やIPアドレスなどに、分散させる役割があります。

つまり、負荷分散ができるということです。メンテナンスや突然の障害によって起こりえる負荷を、分離させることもできます。

ELBはスケーラブルで、管理コストもかからないというメリットがあります。

Cloud Watch

Cloud Watchは、セットアップ不要で利用できるフルマネージド運用監視ツールです。

モニタリング、ログの収集、アクションの実行が可能です。

Cloud Watchでアラートを設定すれば、Simple Notification Service(SNS)経由でメールや携帯のSMSへ異常を知らせてくれます。自動で復旧してくれる設定などもできるため、利便性も高めといえるでしょう。

 

AWSは低コストでワードプレスを動かせる

AWSが従量課金制とはいえ、コストが高ければ利用する意味はありません。そこで、サイト制作でよく利用されているワードプレスを例にして見ていきましょう。

ワードプレス内の画像ファイルは、そのままローカルで保存されてしまいます。ですが、プラグインを利用することで、さきほど紹介したS3にアップロードすることが可能です。

つまり、ローカルにデータを保存しないようにしておけば、スケールアウト(システムの処理能力アップ)もたやすくなるでしょう。
また、何かあったときのために、データもそのままバックアップができてしまいます。

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利用状況によってはコストが下がることも上がることもありますが、使った分だけ支払うというのはメリット以外のなにものでもありません。

〇AWSとワードプレスを利用した場合の料金

では、具体的なAWSの料金をイメージするために、1か月分の費用を算出してみましょう。ワードプレスを使ったブログサイトを想定しています。(すべて1ドル110円計算)

・EC2では、t3.mediumを選択
→ (0.0544USD/時間)×24時間×31日=4,452円

・RDSでは、db.t3.mediumを選択
→(0.104USD/時間)×24時間×31日=8,511円

・ELB
→(0.027USD/時間)×24時間×31日=2,209円

・Bandwidth(バンドワイズ)
帯域幅の価格はサイトによって異なります。 サイトページの表示、ページ内のデータサイズ、およびエンドユーザーの場所によって異なります。こちらは弊社で運営している「受験のミカタ」の場合を参考にします。
→約68万PV(2017年2月)の時、$90.59=9,965円

ただし、時間や使い方によって料金が変動するためうまく利用してください。ちなみに、AWSは1年間の無料期間があるため、試しに使ってみるのもおすすめです。

また、AWS は使いやすい価格計算機を持っていますので参考にしてみてください。

⇒価格計算機はこちら

 

まとめ

AWSのクラウドサービスは、どんな利用シーンでも大活躍できます。ワードプレスの利用さえも、問題としません。
また、月額制ではなく、利用した分だけ課金されるため、サービスの内容によってはとても便利です。

WEBサービスで何かをしたいという方は、まず、人気のクラウドサービス「AWS」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
パンタグラフでは必要に応じて、AWSを含めた最適なサーバーの設計・構築も行っておりますので、お悩みの方は是非一度ご相談ください。

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