イマドキ大学生の利用スマホアプリ・ホーム画面傾向を大調査!2022年版
その他 2022.09.16
アプリ開発やサービス開発を行っている方の中には、今の大学生は「どんなアプリを使っているのか」「どんなアプリが欲しいと思っているのか」気になっている方もいるかと思います。
そこでこの記事では、2022年の現役大学生25人を対象にアンケート調査をした結果を基に、最新版のスマホアプリ使用率をご紹介しています。
この記事を読むことで、現在の大学生のアプリの流行が分かり、19~22歳のニーズを掴むヒントになるでしょう。最後に今回の大学生アンケート調査の結果から、イマドキの大学生のスマホ画面の再現も掲載しているので、ぜひイマドキ大学生のアプリ使用傾向の参考にしてください。
目次
イマドキ大学生のスマホアプリ調査を実施!
19~22歳の大学生25人を対象に、スマホアプリの使用状況アンケートを実施し、その結果をお伝えしていきます。
アンケートの調査方法は、「今使っているアプリに投票していく方式」で集計を行いました。下記は、調査を行った際の様子を一部抜粋した画像です。
今回、大学生のスマホアプリ調査を行った理由は、令和の大学生がどのようなニーズを持って、アプリを使っているのかを特定するためです。大学生がよく使用している「SNS・エンタメ・決済・企業の公式アプリ」の系統別に調査し、「なぜそのアプリを使用しているのか」についての大学生の意見も踏まえてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
iPhoneとAndroidの大学生利用比率
大学生のiPhoneとAndroidの利用比率は、「iPhone:96.00%」「Android:4.00%」という結果になりました。
近年は、Android利用者が増えてきているのですが、大学生の場合まだまだiPhone利用者のほうが圧倒的に多いようです。大学生の場合、親にスマホを用意してもらっているケースが大多数を占めており、「親がiPhoneだから自分もiPhoneを使っている」との意見が多く見受けられました。
大学生の実際のスマホの中身を公開!
大学生アンケートを実施した際に、許可をいただけた方のスマホ画面を公開します。イマドキ大学生のスマホ画面のリアルな傾向が見て取れるかと思います。
人気SNSアプリランキング
初めに、大学生のみならず世間一般的にも利用率が高いジャンルである、SNSアプリの調査結果をご紹介します。2022年の大学生の使用頻度が高いSNSアプリは以下の通りです。
上記の結果から、大学生はSNSアプリの使用率が高いことが分かります。大学生の意見を確認したところ「SNSは生活の必需品になっている」との意見が多く見られ、大学生同士でコミュニケーションを取るために、SNSの利用が当たり前になっているのだと考えられます。
特に、LINEに関しては使用率100%という結果となっており、イマドキの大学生にとって、LINEは最も重要なコミュニケーションツールと言えます。
リアルタイム性の高いアプリが人気
今回のSNSアプリ調査で大学生の意見を確認したところ、「リアルタイムで友達とコミュニケーションが取れるSNSアプリ」の需要が高まっていることが分かりました。
リアルタイムでコミュニケーションが取れるSNSアプリを使用することで、「今暇な友達を見つけやすい」「近くにいる友だちを探しやすい」といった声が集まっています。
友達の現在地を把握できる「Zenly」というアプリがランキングに入っていることからも、友達の「今」を知りたい大学生が多いことが分かります。「友達と『今』を共有している感」が、学生にとって利用しやすい要素の一つとなっています。
大学生を中心にZenlyの使用率は高まっていますが、Zenly公式アプリにて「サービス終了」のお知らせが告知されていました。現在の大学生のZenly使用率と、リアルタイム性の高いSNSアプリのニーズを考えると、Zenlyの機能はアプリ開発のヒントになり得るかも知れません。
状況に沿ってSNSアプリを使い分ける傾向にある
大学生は知人・友人間の繋がりの深さによって、SNSアプリを使い分ける傾向にあることが分かりました。LINEは面識のある友達とやり取りする際に使用される一方、InstagramやTwitterは面識のない人との繋がりに使用している傾向にあるようです。
大学構内でも、まずはInstagramやTwitterから知り合い、仲が深まってきてからLINEを交換するというようなケースもあるようです。
SNS投稿目的で画像・動画編集アプリの需要が高まっている
大学生の中でInstagramの人気が高まっていることに伴い、画像・動画編集アプリの需要が高まっています。オシャレな画像・映える画像を作成したり、動画にテロップを入れたりするために、画像・動画編集アプリを使っているという意見が見られました。
実際に現役大学生が多く使っていた、画像・動画編集アプリがこちらです。
人気エンタメ系アプリランキング
続いては、人気エンタメ系アプリの調査結果をご紹介します。この記事でのエンタメ系アプリは、「暇な時間・スキマ時間で楽しめる娯楽アプリ」を基準に振り分けています。主には動画・音楽・VOD・ショート動画配信・ネットTVといった娯楽ジャンルをエンタメ系アプリとして調査しました。
エンタメ系アプリの大学生利用調査の結果は、以下の通りです。
上記の結果によると、大学生以外の利用率も高いと思われますが、暇な時間を埋める娯楽として最も利用されているアプリはYouTubeであることが分かります。音楽アプリに関しては、Apple Musicの利用率が最も高く、サブスクリプションを利用して音楽を聴いているという声が見受けられました。
大学生利用の鍵は料金と同時視聴可能台数
大学生の意見によると、有料サービスに関しては「コスパを重視している」「複数同時利用できるサービスが重宝されている」といった声が見受けられました。
特に、Amazon prime videoは、年間4900円、月額なら500円で1万本以上の映画が見放題とコスパが高く、大学生の人気を集めているようです。
また、Amazon prime videoの場合は同時に3台のスマホで利用可能で、「家族・友達とシェアして使っている」という意見も見られました。ただし、友達間のシェアの場合、サービスの規約によっては、推奨してない場合があるため、事前に友達間での利用をしても大丈夫かの確認は必要でしょう。
人気決済アプリランキング
ここからは、決済アプリの利用状況調査の結果をご紹介します。近年は現金払い以外でも、スマホ決済という選択肢が出てきましたが、大学生も同じく決済アプリの利用が浸透しているようです。
決済アプリの利用状況調査の結果は以下の通りです。
大学生はポイント還元などのお得さを優先するよりも、「使いやすさ・手軽さ」を重視しているとのことでした。簡単かつスマートに支払えるサービスは、忙しい大学生にとって魅力的に感じられるのだと思います。
特にPayPayは、決済サービスの中で普及率トップであり、使える店も一番多いことから、大学生に最も利用されているのだと考えられます。
決済よりも割り勘目的でインストールしている
バーコード決済サービスを割り勘目的で利用している大学生も多いとの意見も見受けられました。
「小銭を出す手間が省けるのですぐに支払える」「記録に残る」「一円単位でキッチリ払える」など、正確に支払いができるので、お金周りのトラブルを未然に防げるのが大学生とって魅力になっているとのことです。
人気企業公式アプリランキング
調査を進めるにつれ、「企業公式アプリを入れて、お得なクーポンを受け取っている」という意見が見受けられたので、最後に大学生が重宝している企業公式アプリを紹介します。結果は以下の通りです。
大学生の意見を確認すると、「クーポンが配布されたときに立ち寄れるように、企業公式アプリを入れている」とのことでした。入れている企業公式アプリは、そもそも大学生に人気のある企業が多く入っている印象です。
人気の企業公式アプリは「飲食」「ファッション」系
飲食やファッションに対して、お得さや便利さに惹かれる大学生が多いようです。
特に、マクドナルドに関しては、入れているだけでクーポンが定期的に届くので、「入れていないと損」という意見まで出ていました。
ファッション系は、クーポンだけが目的ではなく、「おすすめの商品情報をまとめてくれる点が使いやすい」とのことで、利用する大学生が多くなっています。
これが2022年の大学生平均スマホホーム画面だ!
2022年の大学生スマホ調査を基に、大学生の平均的なスマホ画面を再現しました。
今回、大学生のスマホのホーム画面を調査した結果、前回調査した時(2018年)とは使われているアプリの傾向が変わっている事が判明しました。スマホのホーム画面を見ると、年々の流行やニーズが分かるので、とても面白いですね!
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