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オウンドメディアを活用した国内コンテンツマーケティング成功事例6選!成果を出している企業の共通点とは?【2018年 最新版】

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コンテンツマーケティング

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日本の企業がこぞってオウンドメディアを立ち上げたブームも落ち着き、改めてオウンドメディアにもその存在意義と目的を達成するための戦略が求められるような時代になってきています。
そこで本記事では、国内におけるコンテンツマーケティングの成功事例を企業のオウンドメディア担当者向けにまとめてみることにしました。
ただオウンドメディアの事例一覧を眺めるのではなく、成果を出すために各オンドメディアが工夫・努力しているポイントを研究するつもりで見てみてください。
今すぐにでも自社メディアに取り入れたくなるようなアイディアを見つけられるかも…?

目次

オウンドメディア×コンテンツマーケティング事例から成功の秘訣を学ぶ

もしあなたが今、

  • オウンドメディアの成果が上がらない
  • コンテンツマーケティングを実施したいと思っているが、何から始めれば良いのかがわからない
  • 自社・サービスに合うオウンドメディアの形が見えていない

などの悩みをお持ちであれば、まずはしっかりと他社の事例から学ぶ必要があるのではないでしょうか?

本記事では、国内の6つのコンテンツマーケティング事例を成功秘訣と考察すべきポイントを分析しています。企業のオウンドメディア担当者が読むべきインタビュー記事のリンクもまとめてありますので、必ず目を通しておくようにしましょう。

本記事上でのオウンドメディアの定義

オウンドメディアとは自社が所有するメディアのことですが、広義ではホームページやブログ、SNSアカウントなどの多岐にわたるメディアを指し、狭義では企業が運営するWebマガジンやブログのことを指しています。
広義のオウンドメディアは対象とするモノがあまりに多いため、本記事上でのオウンドメディアというワードは、狭義のオウンドメディア”すなわち“企業が運営するWebマガジンブログ”として使用します。

オウンドメディアを活用した国内コンテンツマーケティング成功事例6選

実は日本国内にはオウンドメディアを活用したコンテンツマーケティングの事例が豊富に存在しています。今回はその中でも一際目立つ成功事例を厳選してご紹介します。

成功事例1|イーアイデム×バーグハンバーグバーグが仕掛ける!どこでも地元メディア『ジモコロ』

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どこでも地元メディア『ジモコロ』

どんなオウンドメディアなのか?

アイデムとバーグハンバーグバーグが共同で運営するメディア『ジモコロ』。ユニークなコンテンツで集客力を高め、イーアイデムへの送客を行なっているオウンドメディアです。求人応募者の10%がジモコロ読者というデータが出るなど、アイデムの事業への貢献度も高いようです。(2015年時点の情報を参照)
アイデムの岡安伸悟氏を筆頭に、ジモコロ編集長の徳谷柿次郎氏が実運用をリードし、オウンドメディアを成長させています。

コンテンツマーケティングが成功した秘訣とは?

インタビュー記事では、メディアの数値指標に振り回されることなく、知的好奇心を擽るもの・好きを突き詰めるものを対象に取材を重ねながら結果を出すようにするスタンスがオウンドメディアには必要だと語っています。
アイデムの岡安伸悟氏の「NHKのように一次情報を発信できるメディアであり続けたい」という言葉からもわかるように、オウンドメディアの運営チームがコンテンツに対する基本姿勢・理想を重要を大切にしていることこそが、読者に届く面白いコンテンツ作りを支えているのだと思います。

参考ポイント

  • メディアやコンテンツに対する基本姿勢・理想を大切にしている
  • DMPで全てをデータ化しているが、数値指標には振り回されない

メディアインタビュー記事

ライターを消耗させるな! 『ジモコロ』運営陣が考える強いオウンドメディアの作り方

成功事例2|freeeが創る!「経営 × テクノロジー」の最先端を切り拓くメディア『経営ハッカー』

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「経営 × テクノロジー」の最先端を切り拓くメディア『経営ハッカー』

どんなオウンドメディアなのか?

日本国内でNo.1のシェア率を誇る「クラウド会計ソフト freee」を提供するfreee株式会社が運営するオウンドメディアです。『経営ハッカー』は会計・経営に関する役立つ情報を発信しており、会社設立の際に情報が少なくて困った体験がオウンドメディアを立ち上がるきっかけになったそうです。
freee株式会社の「スモールビジネスに携わるすべての人が、創造的な活動にフォーカスできる時間を増やしたい」という理念を伝えるために、プロダクト賄えない部分を『経営ハッカー』を通じて発信しています。

コンテンツマーケティングが成功した秘訣とは?

一般的なメディアの数値は追っているが、KPIとしては重視せず、定量的に測れないものでも「質の高い記事を継続的に配信できているか」「読者が満足しているか」「CSに活用できているか」等を運営者が意識するようにしています。定量的ではない目標であるが故に、SNS上でのコメントやCSでの活用を見るようにすることで、その記事に価値があったかどうか(社内ではマジ価値として合言葉化している)を確認しているそうです。
また記事コンテンツは理念に共感してくれている80人以上の公認会計士や税理士などの専門家の方が執筆していることで、記事数と質の高さが担保されています。企画に関しては、編集担当だけでなく、社内メンバーを巻き込みながら運営しているため、企画ネタにも困らないようにしています。
twitterのフォロワーを多く抱える同メディアではありますが、特別な努力はしておらず「些細な事でもこまめに発信する」ように心がけることで、オウンドメディア自体への不安を払拭しています。

参考ポイント

  • 一般的なメディアの数値は追っているが、KPIとしては重視していない
  • マジ価値=読者にとって本質的に価値があると自信を持って言えるかどうか”を意識している
  • 多くの専門家に執筆により、記事数と質の高さを担保している
  • 社内メンバーを巻き込み、常に多くの企画ネタをストックしている
  • twitterでは、些細な事でもこまめに発信し、間接的にでもオウンドメディアに貢献しようとしている

メディアインタビュー記事

ファンを増やし続けるfreeeのオウンドメディア「経営ハッカー」編集長が何よりも大事にしている考え方とは

成功事例3|オンラインでもファンを増やし続ける!『THE BAKE MAGAZINE』

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『THE BAKE MAGAZINE』

どんなオウンドメディアなのか?

チーズタルト専門店として大人気の株式会社BAKEが運営する『THE BAKE MAGAZINE』は、会社としてのファンを育てていくことが目的のオウンドメディアです。各商品ブランドへはあえて繋げず、横断的な情報の発信をすることで、取引先/メディアの担当者・求職希望者にアプローチし、会社の素顔や裏側を紹介していくようにしています。主な流入経路はFacebookとtwitterから(2016年時点の情報)で、バイラルメディア的な側面を持っています。
編集長には広報がわかる人ネットの文脈がわかる人コンテンツが作れる人という条件にマッチした塩谷舞氏を起用し、株式会社BAKEというスタートアップ企業の情報発信に貢献しています。

コンテンツマーケティングが成功した秘訣とは?

記事コンテンツの制作については、社内部長陣から編集長の塩谷舞氏に一任されており、妥協しない・スピード感のある制作体制となっていることが成功の秘訣だと、インタビュー記事中で語られています。
またプロデューサーの阿座上陽平氏は、「愛される企業になるために「シェア」「フラット」「リンク」の3つの原則を重視しています。自分たちがどう考えているかをユーザーとシェアして、立ち位置としてフラットな関係性を保ち、いつもオープンでリンクしていくこと。これを地で行くようなコミュニケーションをしていきたい。そのためのコミュニケーションのハブとなるのがオウンドメディアだと考えています。」と述べており、こういった姿勢をそのままオウンドメディアに反映した結果がコンテンツマーケティングの成功に繋がったのではないかと思います。
※素晴らしいメッセージだったので、そのまま引用させていただきます。

参考ポイント

  • 記事コンテンツの制作は編集長 塩谷舞氏に一任し、品質を維持しつつもスピード感のある体制を構築している
  • ユーザーに響く記事コンテンツを生み出すために、「シェア」「フラット」「リンク」の3つの原則を重視している

メディアインタビュー記事

「決定者が多いと、つまらないものしかできない」BAKE阿座上さん・塩谷さんに聞くオウンドメディア成功の秘訣
編集力の内製化は企業の強み。BAKEを支える3人のインハウスエディター

成功事例4|確実なステップでメディアが成長!スキルアップしたい社会人のための情報サイト『Udemyメディア』

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スキルアップしたい社会人のための情報サイト『Udemyメディア』

どんなオウンドメディアなのか?

『Udemyメディア』は、ITやビジネス、デザインなどのスキルをオンラインで学べるサービス Udemyのオウンドメディアです。日本における事業パートナーである株式会社ベネッセコーポレーションが運営しており、メディア担当者の杉原氏と共に、弊社パンタグラフがサイト設計・構築、キーワードの抽出や展開戦略の立案、記事コンテンツ制作を始めとし、幅広くお手伝いさせていただいております。
オウンドメディアの目的は、Udemyへの送客ですが、収益への貢献も高く、社内からもかなり高い評価をされているそうです。

コンテンツマーケティングが成功した秘訣とは?

段階を踏んだ施策を実行し、立ち上げ初期は流入を重視し、検索ボリュームの多いカテゴリから記事コンテンツを作成しています。次第に、ある程度のトラフィックが確保できるようになってからは、収益性の高いカテゴリの記事コンテンツを制作するというように、戦略ありきで考えていたことが成功の秘訣です。
またUdemyの講座講師にも記事コンテンツを制作してもらう体制を早期に整え、質の高い記事コンテンツを提供するよう心掛けています。

参考ポイント

  • 立ち上げ当初からメディアの成果を出すための戦略的アプローチを実施している
  • Udemyの講座講師の執筆により、記事コンテンツの質の高さを担保している

メディアインタビュー記事

「コンテンツマーケティングは資産になる!」見込顧客創出、目標達成の成功要因とは?

成功事例5|まだ買わない人を買う気にさせる!『北欧、暮らしの道具店』

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『北欧、暮らしの道具店』

どんなオウンドメディアなのか?

北欧雑貨や食器を扱うECサイト『北欧、暮らしの道具店』では、自社集客、脱モールを掲げ、ECサイト自体をオウンドメディア化しています。ユーザーに有用な情報を提供し、長期的な関係を構築する中で、取り扱う商品にも興味を持ってもらうことが狙いの新しいタイプのオウンドメディアといえるでしょう。
また、カートASPの「カラーミーショップ」で構築することで、システム運用・管理にかける労力を抑え、コンテンツ作りに集中できる環境を整えています。

コンテンツマーケティングが成功した秘訣とは?

読者の持つ世界観を分析・定義し、売上やトラフィック周りの数字に振り回されることなく、常に読者に届く・刺さるコンテンツを作り続けている点がポイントです。
また、広告費を掛けてECサイトの売上をあげるというような既存の観念に囚われず、コンテンツマーケティングやInstagramの活用にいち早く挑戦する姿勢が成功の秘訣ではないかと思います。

参考ポイント

  • メディア化でコンバージョン減でも売上は増加している
  • 読者の世界観を分析・定義し、軸がブレないようにしている
  • Instagramを活用した「まだ買い物をする気がない人=潜在顧客」の取り込みを行なっている
  • 数字よりも、深いコンテキストの共有を大事にしている

メディアインタビュー記事

メディア化でコンバージョン減でも売上増 これからのECサイトが目指す先とは
「北欧、暮らしの道具店」が生まれるまで。世界観の作り方、SNS運用の秘訣
「北欧、暮らしの道具店」は”使い手としてのプロ”としてコンテンツを作る

成功事例6|異色の採用メディア!メルカリの「はらたく」を伝える『メルカン』

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メルカリの「はたらく」を伝える『メルカン』

どんなオウンドメディアなのか?

『メルカン』は採用を強化するために立ち上げられたオウンドメディアです。ただし自社の情報を積極的に配信することで、求職者に対するブランディングだけでなく、社員同士の交流が盛んになるなどのシナジーが生まれています。

コンテンツマーケティングが成功した秘訣とは?

採用ブランディングの形成や入社後の定着と早期活躍を目的としているため、基本的にKPIは設定しておらず、届けたい人に届けばいいというスタンスで運営されています。採用だけを目的とせず、自社のことを自ら発信することで副次的に得られる効果を見ながら、「メルカリ」に合うメディアとは?ということを常に考え続けていることが成功の秘訣ではないでしょうか。

参考ポイント

  • 自社に関する情報を地道に発信し続けている
  • コンテンツの制作は全て内部で行なっている
  • 採用ブランディングの形成や入社後の定着と早期活躍を目的としているため、基本的にKPIは設定していない

メディアインタビュー記事

「普通の会社だったら絶対やっていない」、メルカリが取り組む採用オウンドメディア
採用オウンドメディアはやるべき?メルカリのコンテンツプラットフォーム「mercan(メルカン)」運営の裏側
情報発信にみるメルカリの強さ、最強チームを生み出したメディアコミュニケーション術と「メルカン」の存在(前編)
PV?そんなの追いかけませんーーメルカリに人を集めるオウンドメディア「メルカン」、運営の仕組みとその成果(後編)

おわりに

今回は、国内のオウンドメディア活用事例をご紹介しました。
オウンドメディアを運営している目的は違いますが、いずれも読者を深く理解・イメージし、記事の質には妥協しない姿勢を持つという点は共通しているといえるのではないかと思います。

パンタグラフでは、コンテンツマーケティングの実施に必要なメディアの立ち上げ支援、戦略・企画提案、記事制作・編集までをサポートしています。何から始めればいいのかがわからない、本当に成果が上がるのかが不安などの漠然としたお悩みに対しても真摯に対応させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。

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