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【2017年版】国内のWebプッシュ通知サービス7選とその効果

マーケティング 2017.07.03

【2017年版】国内のWebプッシュ通知サービス7選とその効果

 

WebサイトやWebメディアを運用する上で見逃せなくなってきたWebプッシュ通知。
更新時のプッシュ通知を簡単に実装できるサービスも続々と増えており、すでに導入しているサービスも多く見掛けるようになりました。

なぜWebプッシュ通知が重宝されつつあるのか?

一番のメリットは、Webプッシュ通知を行うことで、ユーザーの再訪問を促し、関心の高いユーザーをコンバージョンへ繋げられる点にあります。
初回訪問時にコンバージョンへ導けなかったユーザーに、再度アプローチすることは効率の良いコミュニケーション手法です。
また、Webプッシュ通知は、一度通知承認を獲得したら、ユーザーがブラウザ設定変更を行わない限り、メッセージを届けることができるため、非常に手厚いコミュニケーションを実現することができます。

Webサービスのコンバージョン割合の6割は再訪問者であるレポートも報告されています。

初回訪問でコンバージョンする人は、全体の3割から3割5分くらいにすぎません。つまり、コンバージョンの6~7割は再訪問から生まれています。

【引用元】コンバージョンの6割は再訪問から生まれる、第三者配信で見える化されたユーザーの態度変容 | アクティブコアセミナーレポート
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/08/07/13282

サービスへの再訪を促す、手軽に始められるWebプッシュ通知。
今回はそのWebプッシュ通知実装のためのサービス7つ(国内版)を費用や機能別に紹介します。
Webサービス運用担当者さまは、この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

Webプッシュ通知について

Webプッシュ通知とは?

img02

Webサイトからプッシュ通知を配信する方法のことです。
初回のサイト訪問時にWebプッシュ通知を送信してもよいかどうかを問うポップアップが出現し、許諾を得たユーザーに対して配信することが可能となります。
通知方法としては、デバイスが起動している条件下であれば、ブラウザを起動していない状態でもアプリのプッシュ通知のように更新情報をお知らせすることができます。
更新が多いブログ系メディアやSNSなどでよく利用されていますね。
Webプッシュ通知が可能となった2016年のChromeのバージョン42(デスクトップ版とAndroid版)のアップデートを皮切りに、ブラウザ側での改良やWebプッシュ通知を導入するサイト/メディアも増えてきた印象です。

 

Webプッシュ通知の効果

img04一番期待できる効果としてはサイトへの呼び戻しとしての効果です。
今までのサイトの運用としては、直接サイトへと接触していない状態にてユーザーへ訴求できる方法は「メルマガ」「リターゲティング広告」「SNSコミュニケーション」などがありました。
しかし、どれもユーザーの呼び戻しまでにいくつかのステップを踏まなければならず(例えばメルマガであればメールチェック及び開封など)、その点、デバイスを起動しているだけでユーザーへサイト更新のお知らせが可能となるWebプッシュ通知は、運営側の労力やユーザー側のアクションの面からも、非常に革新的なコミュニケーション方法として注目されています。

 

対応しているブラウザ/環境

現在一般的にWebプッシュ通知が対応しているブラウザ/環境は以下となります。img03-Google Chromeブラウザ・FireFoxブラウザ
-Android端末

SPはiOS端末、PCはまだまだ使用割合の高いIEなどが対応となると、より世の中に普及しそうです。

 

国内のWebプッシュ通知が導入できるサービス7選

サービス1)pushnate

service01費用:月間5万通まで無料
機能:カート・フォーム配信(※) ステップ配信 定期配信 日時指定配信 RSS配信 独自ドメインで配信
※買い物かごやフォームから離脱してしまったユーザーを指定して再訪を促すWebプッシュ通知
推奨Webサービス:BtoB(企業向け)

・ステップメールができるのが他サービスにはない特徴
・配信のタイミングはツールが豊富な印象

 

サービス2)Push7

service02費用:月額0円~
機能:Analytics機能 RSS配信 API提供 セグメント配信 A/Bテスト 日時指定配信
推奨Webサービス:BtoC(大規模ユーザー向け)

・エンタープライズ版も用意
・開封率が平均20%と謳っており、高いパフォーマンスを提供
・業界としては珍しいiOSへの配信も可能な様子

 

サービス3)PushCrew

service03費用:月額1万5千円~
機能:日時指定配信 RSS配信 セグメント別配信 パーソナライゼーション 複数サイト管理 デザインのカスタマイズ
推奨Webサービス:BtoC(大規模ユーザー向け)

・有料だが、その分実現できることが多い印象
・こちらも開封率が平均20%と謳っており、高いパフォーマンスを提供

 

サービス4)プッシュさん

service04費用:無料
機能:A/Bテスト配信 セグメント別配信 配信時間予約 レポート収集
推奨Webサービス:BtoC(大規模ユーザー向け)

・管理画面の解説動画があり、初心者には親しみやすそうな印象
・運営会社はアプリプッシュ通知サービスも扱っているので、ノウハウがある

 

サービス5)Browser Messenger

service05費用:月額10万円(初期費用50万円)
機能:自動配信 ステップ配信 セグメント別配信 レポート収集 プレビュー機能
推奨Webサービス:BtoC(大規模ユーザー向け)

・値段が他と比べて高めですが、設定に必要なファイル/手順書は送付され、さらにメールでのサポート付き

 

サービス6)brick

service06費用:月額980円~ (30日間は無料)
機能:予約配信 エリア指定配信 UTMパラメータ自動付与
推奨Webサービス:BtoB(企業向け)

・エリア指定配信(位置情報の取得を許可したユーザーのみ)はbrick独自の機能

 

サービス7)Pushdog Owned

service07費用:無料
機能:Webプッシュ通知をリクエストできるソースコードを生成してくれる

推奨Webサービス:BtoC(小規模ユーザー向け)

・非常に簡易的にWebプッシュ通知をリクエストするボタンを設置できます。
このサービスに管理画面などはなく、使い方としては、更新の度にWebプッシュ通知を発信したいサイトのURLをPushdog Owned内のコード生成ボックスへ入力し、発行されたコードを発信するサイト側の「購読はこちら」等のボタン周りのソースに貼り付けるだけで、そのサイトの更新の度にWebプッシュ通知が自動的に送られるイメージです。
日時指定配信やレポートなど本格的なWebプッシュの運用をお考えであれば、だいぶ物足りないかもしれませんが、知識がない方でもとても簡易的に設置できるため、そこがよいポイントかと思います。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。
Webプッシュ通知は昨今登場してきたサービスが故に、まだまだビジネスにおける活用の事例があまりない状況です。
しかし、そのサービスの画期的さや期待できる効果は個人的には大きいと思います。
もし全OS/全対象ブラウザが対応となった時には、今後のサービス規模は格段に成長することでしょう。
その時代の先駆者となるためには常にWebプッシュ通知に目を向け、トレンドを素早くキャッチアップすることが必要です。
ぜひ現段階からWebプッシュ通知にアンテナを張り、効果的に使ってマーケティングにお役立てください。

Webプッシュ通知などのメディア運営に関するお問い合わせはコチラ

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