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【お客さまインタビュー】日商エレクトロニクス株式会社

インタビュー 2019.09.04

【お客さまインタビュー】日商エレクトロニクス株式会社

弊社・パンタグラフとクライアント様のお取り組み内容をインタビュー形式でお伝えします。

クライアント名
   日商エレクトロニクス株式会社
業務内容
   「Juniper Networks」などの情報通信設備、IT基盤をはじめとする国内外の最新鋭ソリューションの提供や、
    システム構築、保守、運用、監視などのサービスを提供している。
お取り組み時期:2015年~
主なお取り組み内容
   Juniper Networksのサービスサイト「Junipedia」の構築・運用・改善提案等

日商エレクトロニクス株式会社は、2019年に設立50周年を迎えた老舗の専門商社。弊社でもサポートさせていただいている「Juniper Networks」に関しては9年連続で「Japan Best Elite Partner of the Year」に選ばれるほどの信頼を置かれています。

今回はその「Juniper Networks」に関して、老舗がゆえに抱えていた課題と解決のために行っていることについて、プロダクトマーケティング部の上野駿介さんにお話を伺いました。

サイト運用や分析、改善提案などを幅広く依頼

――2015年からお取引をさせていただいていますが、お取り組み内容についてお話しいただけますか。

当社の中で1番歴史があるビジネスが「Juniper Networks(以下、ジュニパー)」です。

パンタグラフさんとのお取り組みは、そのジュニパーについて、代理店の立場で情報をまとめ、わかりやすく提供するサイト「Junipedia(ジュニペディア)」のサイト構築からです。

サイト立ち上げ以降も、単なる制作会社としてのお付き合いではなく、「Junipedia」の運用、サイト分析、改善提案などを幅広くサポートいただいています。

当初の課題

――「Junipedia」サイト立ち上げ以前に、御社が抱えていた課題はありましたか?

ジュニパーはもともとサービスプロバイダやデータセンター向けの製品展開がメインのため、特定のお客さま向けに対面での営業スタイルが主流でした。ビジネス拡大のため、より多くのお客さまへ情報をお届けし、お客さまと営業をつなぐ1つの手段としてWebを活用したいという想いがあったと記憶しています。

また、当時はメーカーサイトにおいても英文表記が大半であったため、ジュニパーがどういった製品なのかがお客さまに伝わりにくいと感じていました。そのため、メーカーの意向を翻訳し、製品をわかりやすく紹介するサイトの必要性も感じていました。

そういった背景もあり、製品に関する情報を集約したカタログサイトの面もありながら、お客さま基盤の拡大としても活用できるツールとして、Webサイト「Junipedia」をご提案いただいた次第です。一方的な情報提供にとどまらず、お客さまと接点を持てる場としても期待していました。

 

カタログサイトからオリジナリティのあるサイトへ

――「Junipedia」サイトの現在の状況についてお伺いできますか。

PVについては、昨年から今年にかけてモバイル対応を行った影響もあり、伸び続けている状況です。問い合わせや資料のダウンロードについては毎月一定数あり、リード獲得という本来のサイトの目的を達成していると考えています。

なお、現在はメーカーのサイトが充実してきこともあり、「Junipedia」サイトの役割も変化しているのではと感じています。

Junipediaサイトキャプチャ

――役割の変化についてもう少しくわしく教えてください。

従来のハードウェア単体としての「モノ(製品)」のみならず、ソフトウェアに興味を持つお客さまが増えてきていると感じます。こうした新しいものを展開するうえで、ジュニパーから信頼されている私たちだからこそできる、オリジナリティのあるコンテンツを「Junipedia」サイトを通じて発信する役割が求められ始めていると思います。

机上の説明だけではわかりにくいものを、私たちの立場・目線で発信していきたいーー。例えば、製品のスペックだけではなく、使い方や使用感、検証結果などを代理店としての目線で判断し、お客さまにわかりやすく伝えるコンテンツを用意するなどの方法が考えられると思います。

――私たちも提案させていただきます!

 

要望に真摯に応えてくれる

――これまでのお取組みの中で印象に残っている施策はありますか?

記憶に新しいのは、昨年おこなったトップページの改修です。

時代のトレンドを取り入れつつ、顧客から魅力的に見えるサイト作りを一緒におこなえたのではないでしょうか。改修後には、社内から「見やすくなった」「カッコよくなった」という声が聞こえてきて、やって良かったなとあらためて感じたところです。

また、現在のアクセスの約半数がモバイルということを考えると、モバイル対応にも手ごたえを感じています。モバイル対応は、検索結果の掲載順位にも関係してくる部分ですが、実際に結果もついてきているので、満足しています。

――継続してのご支援につながっている理由があればお聞かせください。

付き合いも長くなってまいりましたので、ジュニパー製品への理解も深く助かっています。また、我々と同じ熱意を持ちながら、同じ目線でアドバイスをしてくれるので、同じ「発信者」という立場に立って一緒に考えてくれる点が大きいと思います。

また、お取引スタート当初から変わらぬクオリティでご提案いただけていますし、運用上のこちらの要望に対しても、柔軟に対応していただき、助かっています。

真摯に向き合ってくれるパートナー

実際、レポーティングでは、納得感のあるデータを見やすくまとめてくださり、PVの傾向や前年との比較から見えてくる課題に対して、改善策の提案もわかりやすく伝えていただいています。パンタグラフさんのご提案によって、「次に何をすべきか」が明確になり、スムーズに次のアクションに進めていると感じています。

本当に、クライアントの要望に真摯に応えてくれるパートナーさんだと実感する部分です。ご面倒をおかけすることも多々ありますが、その都度、丁寧に対応していただいているので、助けられている部分が多いですね。

 

攻めのコンテンツを一緒に考えたい

――最後に、今後の「Junipedia」の展開について教えていただけますか。

現在は、広告関連も含めてパンタグラフさんにアドバイスをもらいながら、プッシュ型のコンテンツをどうしていくべきかを検討しています。例えば、「Junipedia」上のコンテンツをメールテンプレートに落とし込み、お客さまにメールで配信するなどでしょうか。

さらに、今後は「攻めのコンテンツ」も必要だと考えています。人を惹きつけるコンテンツをどうすれば作れるのか、パンタグラフさんの知見・知恵をお借りしながら進めていきたいです。

また、お客さまにどうやったら届けたい情報を伝えられるかを一緒に考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

――引き続き、当事者としての意識を忘れずにご提案・サポートをさせていただきます。ありがとうございました。

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