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大学生のスマホホーム画面を調査|2015・2018・2022年の実例で見る配置と変化

その他 2026.10.20

大学生のスマホホーム画面を調査|2015・2018・2022年の実例で見る配置と変化

スマホのホーム画面には、その人が毎日なにを使い、なにを大事にしているかが表れます。パンタグラフではインターン生とともに、2015年、2018年、2022年の3回、首都圏の大学生のホーム画面を調査してきました。

3回の調査から分かったことは次の3つです。

  • iPhoneを使う学生は2015年の82%から2018年は92%、さらに2022年は約96%に増えた
  • SNSはどの年もホーム画面の必須。LINEに加え、Instagramや画像編集アプリの存在感が増した
  • 同じジャンルのアプリはフォルダにまとめ、よく使うものをドックや1ページ目に置く使い方が定着している

この記事では、ジャンルごとに3回の調査結果を並べて変化を紹介します。

調査の概要

調査年対象人数方法時期
2015年首都圏の大学生100人ホーム画面のスクリーンショットを収集2015年6月
2018年首都圏の大学生100人ホーム画面のスクリーンショットを収集2018年7月
2022年 首都圏の大学生 25人使っているアプリを投票で回答2022年8月

2022年の調査は人数が少なく、方法も「ホーム画面の画像」ではなく「使っているアプリへの投票」です。そのため、数字は傾向をつかむ目安としてご覧ください。どの年も、アプリを「ホーム画面に置いているか」を見ており、使う頻度までは調べていません。

大学生のスマホホーム画面はどう変わったか

3回の調査を経て、大学生のスマホのホーム画面はどんな変化があったのでしょうか。2015年から2022年の変化の中には、以下の5つのトピックスが挙げられます。

  • iPhoneの割合は8割から9割超へ
  • SNS:LINEは全員、Instagramが伸びた
  • カメラ・画像編集:女性を中心に定番に
  • ゲーム:本格派からスキマ時間向けへ
  • 生活・お金:乗換案内からフリマ、決済へ

大学生のスマートフォンの中身を拝見!!

iPhoneの割合は8割から9割超へ【2015・2018・2022】

調査年iPhoneAndroid
2015年82人(82%)18人(18%)
2018年92人(92%)8人(8%)
2022年約96%約4%

2015年の時点でも大学生の8割がiPhoneでした。都市部の学生に限った調査なので、全国の数字より高く出ている可能性があります。2022年の調査では、親からスマホを渡されるケースが多いこともiPhoneが多い理由として挙がりました。

若いユーザー向けのサービスでは、iPhoneとSafariでの表示・操作を先に確かめることが大切です。2015年の調査でも、iPhoneの学生はほとんどがSafariを、Androidの学生はほとんどがChromeをホーム画面に置いていました。

SNS:LINEは全員、Instagramが伸びた【2015・2018・2022】

  • 2015年:LINEとTwitterがそれぞれ約7割のホーム画面にありました。ドックやフォルダに入れている人もいます。
  • 2018年:LINEが圧倒的に多く、Instagramが男女とも増えました。2016年に始まったストーリーズ機能の影響とみられます。
  • 2022年:LINEは回答者全員が使っていました。すでに知っている人とはLINE、新しい人とつながるのはInstagramやTwitter、という使い分けが見られます。友人と位置情報を共有するアプリ(Zenly)も人気でしたが、Zenlyはその後サービスを終了しています。

どの年も、SNSはホーム画面に必ずあるアプリです。変わったのは「どのSNSを、どう使い分けるか」です。

カメラ・画像編集:女性を中心に定番に【2015・2018・2022】

  • 2015年:写真加工アプリは男性より女性に多く見られました。
  • 2018年:約4割がカメラアプリをホーム画面に置いていました。男性は約5人に1人、女性は約2人に1人です。SNOWや、食べ物の撮影向けのFoodieなどが挙がりました。
  • 2022年:Instagramの利用が広がるのに合わせて、写真や動画を編集するアプリも使われるようになっていました。

ゲーム:本格派からスキマ時間向けへ【2015・2018】

2015年は「パズル&ドラゴンズ」や「モンスターストライク」など、パズルとRPGを組み合わせたゲームが多く見られました。2018年には、テトリスのように短い時間で遊べるゲームへと関心が広がっています。

生活・お金:乗換案内からフリマ、決済へ【2015・2018・2022】

  • 2015年:約4割が乗換案内アプリを置いていました。電車やバスで移動することの多い首都圏らしい結果です。EvernoteやDropboxなど、勉強やファイル共有に使うアプリもありました。
  • 2018年:メルカリなどのフリマアプリを置く学生が目立ちました。
  • 2022年:決済アプリではPayPayが最も多く使われていました。ポイントの還元よりも使えるお店の多さを重觖しており、友人との割り勘に使う学生もいます。飲食やファッションなど企業の公式アプリも、クーポンや新商品の情報を受け取るために入れられていました。

平均的なホーム画面の作り方【2015・2018・2022】

3回の調査を通して、大学生のホーム画面には共通する作り方がありました。

  1. SNSは必ず置く。特にLINEはドックや1ページ目など、すぐに開ける場所に置かれる
  2. 同じジャンルのアプリはフォルダにまとめる。ゲームや写真加工など、数が増えやすいジャンルほどフォルダに入る
  3. 生活の定番アプリを並べる。音楽、地図、乗換案内、スケジュール管理は2018年の平均的なホーム画面にも入っていました
2015年の大学生平均スマホホーム画面
2018年の平均的なホーム画面
2022年の大学生平均スマホホーム画面
2022年の平均的なホーム画面

これからホーム画面を整理したい人は、「毎日開くものをドックと1ページ目へ、それ以外はジャンルごとのフォルダへ」という大学生の作り方が参考になります。

アプリを作る側が知っておきたいこと

ホーム画面は限られた場所です。自社のアプリを置いてもらえるかどうかは、3つの点で決まります。

  • 入れる理由がはっきりしているか。2022年の調査では、企業の公式アプリはクーポンや新商品の情報を目当てに入れられていました。
  • 毎日の動きに組み込めるか。乗換案内や決済のように、生活の中で何度も開くアプリは1ページ目に残ります。
  • 最初に使ったときに迷わないか。置いてもらえても、使いにくければフォルダの奥や削除に回されます。

パンタグラフでは、アプリやWebサイトの使いやすさを専門家が点検するヒューリスティック分析を行っています。自社のアプリが「入れてもらえたのに使われない」ときは、下の資料もご覧ください。

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よくある質問

大学生のスマホ利用状況についてよくある質問をまとめました。

Q. 大学生のiPhone利用率はどのくらいですか?

当社の調査では、2015年は82%、2018年は92%、2022年は約96%でした。首都圏などの大学生を対象にした結果です。

Q. 大学生のホーム画面に必ずあるアプリは?

LINEです。2022年の調査では回答者全員が使っていました。このほかInstagram、カメラ・画像編集アプリ、乗換案内も多くのホーム画面にありました。

Q. 大学生はホーム画面をどう整理していますか?

よく使うアプリをドックや1ページ目に置き、同じジャンルのアプリはフォルダにまとめる人が多く見られました。

最新の大学生アプリ事情は2023年版へ

2023年には大学生100人に、使っているアプリをジャンル別に聞きました。SNS、画像編集、エンタメ、決済、ショッピング、ゲームのランキングは、「2023年最新!イマドキ大学生100人にスマホアプリ調査」で紹介しています。

まとめ

ホーム画面には、使う人の属性や生活、好みが表れます。2015年から2022年にかけて、大学生のホーム画面はiPhoneがほぼ全員になり、SNSはLINEとInstagramを中心に、決済や企業の公式アプリが加わりました。一方で「よく使うものを手前に、同じジャンルはフォルダに」という作り方は変わっていません。

若い世代に使われるアプリやサイトを作るときは、「ホーム画面に残る理由」を設計の段階から考えておくとよいでしょう。

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