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PESOモデルとは?デジタル時代の集客戦略を解説
マーケティング 2025.01.08
デジタルマーケティングの世界で注目を集める「PESOモデル」をご存知ですか?
本記事では、PESOモデルの概要や各メディアの特徴、そして成功事例について詳しく解説します。
目次
PESOモデルの基本概念
PESOモデルとは、4つの異なるメディアタイプを組み合わせた統合的なマーケティング戦略のことです。
この4つのメディアとは以下の通りです:
- Paid Media(ペイドメディア)
- Earned Media(アーンドメディア)
- Shared Media(シェアードメディア)
- Owned Media(オウンドメディア)
PESOモデルは、従来のトリプルメディア(POE)にシェアードメディアを加えた、現代のデジタル環境に適応したモデルです。この変化は、SNSの普及や情報量の増加により、ユーザーの声がより重要視されるようになったことが背景にあります。
PESOの各メディアの特徴
1. ペイドメディア(Paid Media)
ペイドメディアは、企業が費用を支払って広告を掲載するメディアです。
特徴:
- 不特定多数にリーチ可能
- 即効性が高い
- 広告内容を自社でコントロール可能
- コストがかかる
例:
テレビCM、新聞広告、Web広告など
↑YouTube広告の例
動画内以外に、ディスプレイ広告もある
(引用:YouTube PIVOT公式チャンネル)
2. アーンドメディア(Earned Media)
アーンドメディアは、第三者が運営する外部メディアによる情報発信を指します。 プレスリリースなど広報的な活動になります。
特徴:
- 第三者による情報のため信頼性が高い
- 情報をコントロールできない
- 掲載の決定権がない
例:
ニュース記事、レビュー、口コミなど
↑プレスリリースの例
外部メディアが記事化する場合がある
(引用:サイバーエージェント プレスリリース)
シェアードメディアは、ユーザー同士が情報を共有するメディアです。
特徴:
- ユーザーの生の声を伝えられる
- 共感を得やすい
- 情報の拡散力が高い
- 情報をコントロールできない
例:
SNS、CNSなど
↑SNSの例
双方向でのコミュニケーションがカギ
(引用:X Panasonic Japan公式)
4. オウンドメディア(Owned Media)
オウンドメディアは、自社が所有・運営するメディアを指します。
特徴:
- 情報を完全にコントロール可能
- 長期的な資産となる
- 効果が出るまで時間がかかる
- コンテンツの質と量が重要
例:
自社ウェブサイト、ブログ、メールマガジンなど
↑オウンドメディアの例
掛け捨てでない長期的な資産となる
(引用:楽天Mama’s Life)
世の中の事例にみる、PESOモデルの使い方
- 無印良品の事例
無印良品は、PESOモデルの4つのメディアを巧みに組み合わせてマーケティングを展開しています。
ペイドメディア
無印良品は、テレビCMや新聞広告などのペイドメディアを活用し、ブランドイメージを伝える広告を配信しています。特にストーリー性のある広告が特徴的です。
(引用:MUJI 無印良品 YouTube)
アーンドメディア
無印良品の商品は、機能性やデザイン性が高く評価されており、テレビや雑誌で頻繁に取り上げられています。新製品の発売時には特に注目を集めることが多く、アーンドメディアを効果的に活用しています。
(引用:晋遊舎)
シェアードメディア
LINE、Instagram、Facebookなどの公式アカウントを通じて、積極的にユーザーとコミュニケーションを図っています。特にInstagramの公式アカウントは300万人以上のフォロワーを持ち、魅力的な商品写真を多数投稿しています。これにより、SNSでの自然な拡散効果を高めています。
(引用:MUJI 無印良品 Instagram)
オウンドメディア
以前運営していた「くらしの良品研究所」では、ユーザーからのリクエストを受け付け、研究成果を発信していました。現在も、ユーザーからのリクエストを受け付けており、顧客との直接的なコミュニケーションを重視しています。
(引用:くらしの良品研究所)
集客におけるありがちな失敗事例
一方、集客戦略のノウハウがないと、失敗する事例も多くあります。
-
広告で集客してきたが、効果が薄れてきている
-
記事コンテンツを内製していたものの、SEOのノウハウがなく、思うような結果が出ない
-
プレスリリースを発信しているが、集客に繋がらない
-
SNSを運用しているが、一向に効果が出る気配がない
上記のように個別施策のみで、集客の全体プランニングができていないケースが多くあります!
パンタグラフのアプローチ
パンタグラフでは上記のような失敗事例を防ぐため、各メディアに組み合わせたアプローチを、顧客ファネルに合わせて行っています。
その顧客ファネルとは、サービスを検討しているユーザーの段階のことです。
広告アプローチに有効な層は、購買/獲得/申込のフェーズにいる今すぐ客(全体の1%と言われている)層です。
パンタグラフでは各層の顧客を次の層に転換させるために有効な集客戦略(PESO)を実行し、今すぐ客の最大化を目指す取り組みを行っています。
パンタグラフの成功事例
- [引っ越しワンストップサービス] TEPCO i-フロンティアズ株式会社 様
Paid×Owned
年間を通じたコンテンツSEOと繁忙期のペイド広告で効率的に会員獲得数の最大化を可能に。
- [子育て世帯向けサービス] 楽天株式会社 様
Earned×Owned
会員向けアンケートの記事化から、リリース配信で外部メディアに取り上げられるなど認知の拡大に貢献。
- [オンライン動画学習サービス]株式会社ベネッセコーポレーション 様
Paid×Shared×Owned
インフルエンサーの体験動画発信から動画の記事化、SNSでの発信で会員獲得の貢献。
パンタグラフの集客戦略
ビジネスの本質を理解し、
クライアントと共に成功を目指す集客戦略「PESO」
私たちは、まずお客様のサービスがどのような価値を提供しているのか、
そして世の中でその価値がどのように認知されているかを徹底的に分析します。
この理解が、集客戦略の基盤となります。
そのうえで、時代の流れを見極め、最適な手段を選び抜き、ご提案。
ひとつひとつの集客戦略に紐づく施策を粘り強く実行していくことで、
クライアントの集客課題を解決していくのがパンタグラフの集客戦略「PESO」です。
PESOを理解して適切な集客戦略を実行しよう
単純にPESOというモデルを理解するだけでなく、顧客ファネルに合わせたアプローチがあることを覚え、そして実践していくことが重要です。
パンタグラフではお客様がどのような状況で何をすべきか、Webサービス全体の状況を見た上で、適切なアドバイスをすることができます。
本ページよりダウンロードできる資料には、詳しい導入事例や、サービス内容が記載されているので、ぜひご覧になってみてください。
また、集客戦略についてのご相談も随時お待ちしております。ぜひお気軽にお問い合わせください!
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