YouTubeのSEO対策とは?検索上位に入るための施策を紹介

SEO 2023.09.14

SEOは、ブログやYouTubeといったインターネット上のコンテンツを投稿する上で欠かすことのできない知識の1つです。

本記事では、YouTubeにおけるSEOの対策について紹介します。

YouTube SEOとは?

SEO対策とは、SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)を目的として、自然検索で上位表示させることをいいます。自然検索で上位表示されればページのクリック率が上がるため、多くのユーザーの目に触れてアクセスを増やすことが可能です。

YouTube SEOは、SEOを行うことで、YouTubeのアクセス(再生回数)を上げる施策になります。

  • ユーザーが検索した時にいかにヒットしやすいか
  • ユーザーのホームにおすすめとして表示されるか

を意識し、ユーザーに寄り添ったコンテンツを作り、それをYouTube内の検索ボットに理解してもらうかを検討していきます。

YouTubeはGoogle開発のサービスのため、Google検索に連動したアルゴリズムが表示順位に影響を及ぼします。

 

YouTubeで検索上位になるために重要な要素

YouTubeの視聴回数を増やす上で非常に重要なのが、検索上位になることです。

そのために必要なのがYouTubeにおけるSEO対策です。検索上位になるための要素を紹介します。

検索ワードとの関連性

検索ワードと動画内容に関連性がないと、キーワードを検索した視聴者を満足させることができません。検索した視聴者を満足させることはSEO対策として非常に重要になってきます。

動画内でキーワードを言及したり、タイトル・概要欄にキーワードを表示させることで関連性を担保しましょう。

再生時間や再生回数

再生時間は検索上位を目指す上で最も重要な要素となるため、視聴者維持率を意識することを心がけましょう。

再生時間を獲得するためには、もちろん再生回数も重要です。見られる回数と1人あたりの視聴時間の両方を伸ばすことで、総再生時間を伸ばしていく必要があります。

視聴者からの反応

コメントや評価など視聴者の反応も重要です。そのためにも、視聴者から反応してもらえるような動画づくりをめざしましょう。

「皆さんはどう思いますか?」

「コメントでやってほしい企画をリクエストください」

などの視聴者への呼びかけが有効でしょう。

多くの投稿者が行なっている、チャンネル登録や高評価の呼びかけも有効です。

動画の質

検索上位表示されるためには、動画の質が高いことも大切です。動画はできるだけ高画質を心掛けるといった細かい部分はもちろんですが、「結論が早く視聴者に新しい発見を与える内容」であること、独自コンテンツを考えることなどが重要になってきます。同一テーマの動画は既にある他の投稿者の影響で上がりづらいため、独自コンテンツは有効です。

GoogleのアルゴリズムであるE-E-A-Tも考慮しましょう。

E-E-A-Tとは、Experience(経験)、Expertise(専門性)Authoritiveness(権威性)Trustworthiness(信頼性)です。

なお、チャンネル登録者数10万人を超えたら認証バッジを獲得できますので、すぐに申請するのがおすすめです。

 

YouTubeで意識すべきSEO対策7選

ここからは、YouTubeにおけるSEO対策として、具体的にどのようなことを意識したら良いのかを7つに厳選して紹介していきます。

話題性のあるキーワードを設定する

まずサジェストキーワードで視聴者のニーズを知りましょう。サジェストキーワードとは、検索時に候補で出てくるキーワードのことです。Youtubeのサジェストキーワードの調査には、Ahrefs社が提供する「YouTube Keyword Tool」がおすすめです。

次に検索ボリュームを調べます。競合の動画の傾向も加味してキーワードを決定すると良いでしょう。

キーワードごとの検索ボリュームの調べ方は、「検索ボリュームの調べ方の決定版!効果的なツールの紹介も」で紹介しています。

タイトルや説明欄にキーワードを含める

タイトルは30文字程度でキーワードを無理のない範囲で入れましょう。スマートフォンで見た際に表示される最大文字数は30文字程度になりますので、端的に動画の内容が分かる文章にしましょう。

動画の説明欄にも最低2回はキーワードを入れることをおすすめします。

また、長い動画の場合はタイムスタンプを活用して動画の内容を説明するとよいでしょう。さらに、動画に30個程度関連したタグをつけることでより検索結果に現れやすくなります。

視聴者にチャンネル登録やコメントを促す

視聴者からの評価というのは重要な要素のうちの1つです。

  • コメント数は最低20以上を目指す
  • また、高評価率は最低8割を目指す

といった目標をたて、動画内や説明欄でチャンネル登録とともに促してみましょう。

CTRが高いサムネイルを設定する

サムネイルは動画の顔と言える部分です。CTR(クリック率)を上げるためには、動画の内容を満たすサムネイルを心掛けることや、視認性が高く、1秒で動画の内容が伝わるものを作成する必要があります。

また、サムネイルの右下には再生時間の表記が出るため、右下に文字を入れないように意識しましょう。

競合のサムネイルと比較したり、できるだけ高画質なサムネイルを作成して品質を向上させていきましょう。

頻度や投稿本数を分析する

上位表示を維持させるためには分析は欠かせません。自身の投稿に限らず、競合の投稿頻度や投稿本数を参考に戦略を考えましょう。

公開した最初の数日は、会員登録者のホーム画面に表示されやすくなります。

公開後の評価や反応をフィードバックし、改善していきましょう。

チャンネルページを充実させる

チャンネルページの表示回数もランキングに影響します。

チャンネル説明欄を充実させることや、チャンネル説明欄に狙っているキーワードやジャンルをいれておくことは、チャンネル登録を増やすうえでとても重要です。

  • 新動画を目立たせたい場合は、「アップロード順の項目を上」
  • 人気動画を目立たせたい場合は「人気動画の項目を上」

に表示させる設定をするなど、自分が勝負したいポイントで設定を変更すると効果的です。

ホーム画面の設定手順は以下の通りです。

YouTube Studioにログインします。

右側のメニューで「カスタマイズ」から「レイアウト」を選択します。

移動したいセクションの垂直バーをクリックし、ドラッグ&ドロップで並べ替えます。

「公開」をクリックします。

SNSなどの外部サイトで動画の宣伝をする

再生回数は検索順位に大きく影響します。そのため、SNSやウェブサイトで動画を紹介して積極的に再生回数をあげていきましょう。自社サイトに掲載することで、サイトからの流入も期待できます。

 

YouTubeアナリティクスを活用して動画を分析しよう!

YouTubeアナリティクスでは、無料で動画の分析をすることができ、視聴者維持率で視聴者離脱の原因を探ったり、視聴者区分で視聴者の年齢や性別を知ったりすることができます。

トラフィックソースを確認すると何経由で動画を再生したかがわかるので、アクセス経路別に対策を練る際に役立つでしょう。

このようにYouTubeアナリティクスを活用すれば、分析の幅が広がり、SEO対策をするうえでも効果的です。

・その他おすすめの動画分析ツール

YouTubeアナリティクス以外にもSEO対策に役立つおすすめの分析ツールをご紹介します。

  • RankTracker

検索結果表示順位の確認に便利

  • Awario

SNSでの反応を分析するのに便利

  • TubeBuddy(拡張機能)

SNSの反応をリアルタイムで知ることができ、反応を分析するのに便利

 

まとめ:YouTubeのSEO対策

YouTubeSEOは、YouTubeのアクセスと視聴回数を増やすための重要な施策であり、自然検索で上位表示されることが目的です。YouTubeSEOでは、ユーザーが検索した際にヒットしやすいキーワードを選定し、関連性の高いコンテンツを提供し、YouTube内の検索アルゴリズムに理解されるようにすることが重要です。

投稿を続けるのはとても大変で根気の必要なことだと思います。今回解説した内容を踏まえて、動画投稿の際にお役立てください。

パンタグラフでは、メディア設計や狙っていくキーワードの選定などのご相談を数多く承っています。動画に限らず、SEOにお困りのことがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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