弊社・パンタグラフとクライアント様のお取り組み内容をインタビュー形式でお伝えします。

クライアント名：
　　　エス・アイテックス株式会社（シダックスグループ）
業務内容：
　　　シダックスグループにおける、IT戦略・デジタルマーケティング支援、
　　　新規事業開発
取り組み時期：2012年～
主なお取り組み内容：
　　　献立アプリ「ソラレピ」の設計・開発・運用サポート
　　　料理に関する情報サイト「お料理まとめ」の立ち上げ・運用サポート
　　　レストランカラオケ事業におけるメール配信業務等

社員食堂の受託ビジネスからスタートしたシダックスグループは、健全・健康な社会（ソーシャル・ウェルネス）の実現を目指す「ソーシャル・ウェルネス・カンパニー」です。

今回は、献立アプリ「ソラレピ」など、新規事業に次々と取り組むエス・アイテックス株式会社の味岡清史本部長に弊社・パンタグラフとの関係性についてお話を伺いました。

 

デジタルマーケティング領域で信頼できるパートナー

――まずは、これまでのお取り組みについて、簡単にお話しいただけますか。

もともとはレストランカラオケ事業におけるメール配信業務を中心にデジタルマーケティング領域でサポートいただいていました。10～15種類のメールを月間約1000万通配信するなど、業務量がかなりある中でも、安定して運用いただけたと記憶しています。

メール配信に関しては、約5年にわたり、毎週のように定例会を実施して、かなりのボリュームのクリエイティブを作成いただきました。

その傍らで、新規の事業部や店舗のWebサイトの制作・構築のお願いもさせていただきました。

その後、シダックスグループで立ち上げたレシピサイト「ソラレピ」、及び「ソラレピ」のアプリ版やサテライトサイト「お料理まとめ」の制作・開発・運用など幅広くお世話になっています。

――様々な取り組みをされていく中で、弊社をパートナーに選んでいただいている理由をお聞かせください。

社員の皆さんが、それぞれの分野に詳しく、最新のトレンド・技術を把握していらっしゃるのが最大の理由です。

UIに詳しい方、マーケティングに長けた方、技術オタク（笑）などのメンバーが揃っていらっしゃるので、他社の状況を含めて知見を提供していただき、最適な提案をしてくださる。だからこそ、こちらも相談がしやすいと感じています。

 

テストマーケティングの心強い味方

――2014年にスタートした「ソラレピ」は御社の中で、どのような位置づけだったのでしょうか。

当時、レストランカラオケ事業におけるメール配信は実店舗への送客がWebの役割でしたが、Webサイトからスタートし、アプリへ展開した「ソラレピ」は、それ自体がメディアになるため、我々がデジタルマーケティングの経験を積む場としても活用していました。

「ソラレピ」は、カラオケと比べ運用の自由度が高いため、様々な施策を試すテストマーケティングの場として、パンタグラフさんには、先進的な技術や知見を共有いただきつつ、サポートしていただきました。

例えば、アプリへの誘導の仕方などサイト上の施策、検索対策やamp対応など、トレンドに合わせた技術ノウハウも実施・検証できたと思います。

広告出稿をする際には、マーケティングの知見をお持ちだったので、コンテンツマーケティングやアドネットワーク、SNS広告など、様々な広告手法を試す上で、アドバイスいただきました。

弊社としては、「ソラレピ」でテストマーケティングを実施し、効果が高い広告やサイト・アプリ制作の知見を、規模の大きいレストランカラオケ事業に活かせましたし、マーケティングの知見を得ることができたと感じています。

――テストマーケティングの中で印象に残っていることはありますか？

広告費の使い方について学ばせていただいたことです。

「ソラレピ」のダウンロード数を伸ばす目的でデジタル広告を出すにあたり、当初はGoogleのアドネットワークInstagram・Facebookなどに同額ずつの出稿を行っていました。出稿を続けていく中で、各媒体の効果検証をパンタグラフさんには色々アドバイスをいただきながら進めたところ、媒体やOSとの相性が見えてきました。

その結果、当時アプリのCPI（Cost per Install）相場が300円ぐらいだったところを、最終的には50円台まで下げることができたのは、大きな自信になりました。パンタグラフさんが一緒に、検証・提案をおこなってくださったので、広告の回し方・ノウハウを得ることができ、いい経験をさせてもらったと思っています。

デジタルマーケティングの分野は、やってみないとわからない部分も多いですが、弊社がトライ＆エラーを繰り返す中で、パンタグラフさんが常に寄り添ってサポートしてくれているのは、心強かったし、我々の糧になったと感じています。

 

デジタルマーケティングのトレンドや最新技術を提案して欲しい

――継続してのご支援につながっている理由は何でしょうか。

先ほど申し上げた通り、パンタグラフさんにはデジタルマーケティングや新しい技術・トレンドに関する知見があり、それを共有していただける点が大きいです。他社さんとの付き合いがある中でも、デジタルマーケティングやトレンドに関しては、信頼させていただいているので、常に連絡させていただいています。

社内的にも、相変わらず色々知っているし、アイディアも出してもらえるという認識です。今後も、ご提案いただいたものの中から、良いと思ったものを実施していく形にはなると思います。

また、デジタルマーケティングのノウハウを教えていただけているのも大きいです。例えば、「ソラレピ」のサテライトサイト「お料理まとめ」では、コンテンツマーケティングのアドバイスをもらって、どのように記事を作るべきか、検索ボリュームを調べるなどの考え方について学ばせていただきました。そういった積み重ねで現在に至るのではないでしょうか。

――最後に、今後の展望をお聞かせいただけますか。

我々のミッションは、ITをベースに新規事業の立ち上げとそれで売り上げを作っていくことです。

「ソラレピ」は立ち上げ当初、健康と食の企業であるというPRを兼ねており、社内で抱えている管理栄養士の“メニューを作る力”を多くの人に見てもらうという目的でした。運用していく中で、課金軸を設けた経緯もありましたが、今後は広告モデルに変化させても良いと考えています。

――既にご提案させていただいている中ではありますが、今後、弊社に期待することは何でしょうか？

Webでできることやトレンドなど、社内にはプロフェッショナルがいない状況です。そのため、デジタルマーケティングや最新技術、ITトレンド等の他社事例を含めた情報を定期的に教えていただきたいです。

また、それに絡んだ提案もしていただければ、動けるものからどんどん取り組んでいきたいと考えています。是非、ご提案ください。

――引き続き、提案から施策実施までサポートさせていただきます。ありがとうございました。

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