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どうなるスマートグラス!世界中で開発されるスマートグラスの話題機種まとめ

その他 2014.12.22

どうなるスマートグラス!世界中で開発されるスマートグラスの話題機種まとめ

アメリカでグーグルグラスが発表されて以降、様々な「スマートグラス」が開発され、製品化されています。
国内でもソニーや東芝などの大企業が続々と参戦を表明し、ブランドの強みを生かした製品を開発・製品化の動きを見せています。
そこで、今回は現在発売もしくは開発されている「スマートグラス」の製品をまとめてみました。

 

(1) グーグルグラス

Google_Glass

ご存知グーグル社によって開発されたスマートグラスです。 
グーグルグラスに関しては以前も取り上げているので、今回は簡単に紹介します。詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

生活一変!?グーグルグラスの近未来な機能を試してみた!!
これを見たらグーグルグラスが欲しくなる!最新ハイテクアプリ5選
【動画】グーグルグラスの見え方〜使ってみて感じた良い点悪い点〜

グーグルグラスは、WiFi経由でのインターネットのアクセスを実現しているとともに、右目前方に実装されたウェブカメラ、ディスプレイによってインタラクティブなコミュニケーションを可能としています。
現在、海外を中心に実験的な段階ではありつつも様々な業界の様々なシーンで展開が行われています。
現在、国内では販売されておらず、アメリカやイギリスのみでの販売になっております。
アメリカでは、2014年4月15日に販売を開始し1500$(約15万円)(税抜)、イギリスでは6月24日に発売され値段は1,000ポンド(約17万3,000円)(税抜)となっています。

 

(2)EPSON MOVERIO BT-200

 

プリンターやスキャナーの製造、販売を主事業としているEPSONが開発したスマートグラスです。
メガネのようにかけるだけで、目の前に大画面が現われる、両眼タイプのシースルービューアーです。
寝ながら動画を鑑賞することもできます。

ph_visual

モニターは下記画像のように見えます。
5m先なら80型相当、10m先なら160型相当、20m先なら320型相当の大画面を楽しむことが出来ます。

 

cont_04_05
2014年6月30日に発売が開始され、オープン価格69,980円(税込)となっております。
※エプソンダイレクトショップ 2014年10月29日付

 

(3) JET

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Recon Instrumentsによって開発されたスポーツ用に特化したスマートグラスです。
サイクリングやランニングに適しており、速度、地図、天気情報、心拍数などの機能を装備しています。
将来的に、箱根駅伝やツール・ド・フランスなどのレース系スポーツで導入されたらスポーツ観戦の楽しみ方も変わってくるかもしれません。
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2015年発売を予定しています。

 

(4) Tobii グラス2

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アイトラッキングで世界シェアNo.1を誇る国内企業であるトビ―・テクノロジー株式会社が開発したスマートグラスです。
人がどこを見ているか(眼球がどこを向いているか)を測定し、素早く集計・可視化することが出来るアイトラッキングを実装しており、医学や工学などの分野に利用されるほか、マーケティングにも利用されるスマートグラスになっています。
商品パッケージの調査やWebサイトやスマホのユーザビリティーを測定する利用シーンを想定しBtoB向けに発売されています。
2014年5月21日より発売され、200万円(税抜)となっております。
※2014年10月29日付
※Tobiiグラス1は製品化されていないようです。

 

(5) インテリジェントグラス

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ドコモが開発中のスマートグラスです。
グーグルグラス同様に動画を見ることができたり、見えている外国語の文字を翻訳し表示する主要機能が備わっています。
その他に
周囲にあるものをディスプレイやキーボード化する「なんでもインターフェイス」
視界に表示される仮想のアイコンやキャラクターを操作できる「空間インターフェイス」
といった機能も注目されています。
現在開発中で発売は未定です。

 

(6) Vuzix M100(プロシューマーバージョン)

 

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米国Vuzix Corporation社が開発しているスマートグラスです。
このデバイスに特化したアプリによって、日常の業務を円滑に行うことが出来ます。
日々の業務のやりとりや指示書へのアクセスをハンズフリーで行うことが出来ます。
価格は120,000円(税抜)となっております。
※2014年12月10日付

 

(7) スマートアイグラス

 

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ソニーが開発した「スマートグラス」です。
スマートフォン経由で取り寄せた文字や画像などの情報を、視界上に重ねて表示する機能を持ちます。
また、サッカー観戦中に選手情報を確認したり、道路上に道案内を示したりすることができます。
すでにソフトウェア開発キット(先行リリース版)の提供が行われており、アプリケーションの充実を促進するなど、一般ユーザーを対象とする商品化に向けた開発を加速させています。

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ネットではその不格好さが話題になっています。
今後、グーグルグラスと差別化できるかが焦点となるでしょう。
※価格未定

 

(8) 東芝グラス

 

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東芝が開発しているスマートグラスです。
あくまで眼鏡型の表示デバイスとなっており、単体では作動せずスマートフォンによって操作する仕様となっています。
「眼鏡の進化系」との位置付けで、眼鏡の利便性を失わないように重さや視界にこだわっています。
まずは企業向けにあらゆるビジネスシーンを想定した使い方を提案する形で開発が進んでいます。
※価格未定

 

まとめ

スマートグラスは大きく分けて2つの種類に分ける事が出来ます。
1つがスマートフォンにとって代わる新たなデバイスになるために開発されているもの。
グーグルグラスがその代表例ですが、ソニーやドコモが開発しているスマートグラスがそれに追随しています。
そして、もう一つがニッチな需要を満たすために開発されたスマートグラスです。
研究に特化したTobii グラス2、ビジネス用に特化したVuzix M100、さらにはスポーツに特化したJETがその例です。

黎明期の端末価格が高騰する時期においては具体的な利用シーンを限定した後者のスマートグラスが本格的に開発、活用されていくのではないかと思います。
スマートグラスはまだまだ発展途上の製品です。
最終的にどのようなスタイルや市場順位が確立するのかが非常に楽しみです。

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