テクニカルSEOとは?コンテンツSEOとの違いや対策するメリットも!

SEO 2023.10.04

テクニカルSEOとは、検索エンジンが正しくWebサイトを認識できるようにするための施策のことです。テクニカルSEOの具体的な施策や概要・やり方についてもあわせて解説します。

テクニカルSEOとは?

テクニカルSEOとは、Webサイトの表示速度改善やページ階層の整理などによって検索エンジンの評価を高めるSEO対策です。

内部SEOと呼ばれる場合もあり、Webサイトの内容を検索エンジンに正しく伝えるために、サイト内のチェックや修復といった内部作業を重点的に実施します。

テクニカルSEOの実施によって、検索エンジンがWebサイトを正しく認識し、迅速にSEO評価を得やすくなるため、SEO対策において非常に重要です。

なお、SEOやSEO対策の基礎知識についておさらいしたい方は、「2023年版|SEOとは?効果的な対策と上位表示の仕組みをわかりやすく解説」の記事もご覧ください。

コンテンツSEOとの違い

テクニカルSEOと混同しやすいのが、コンテンツSEOです。両者の違いを以下の表にまとめています。

 

テクニカルSEO

コンテンツSEO

ターゲット

検索エンジン

ユーザー

施策の対象

サイト全体

コンテンツ(記事)

テクニカルSEOは、検索エンジンにすばやくインデックスされ、正しいSEO評価を得るためにサイト全体の強化や整備を行います。

一方、コンテンツSEOはユーザーをターゲットにする点に違いがあり、ユーザーにとって有益なコンテンツを制作することによって、SEO評価を高める施策です。

ターゲットや施策の対象は異なりますが、SEO評価を高める点は共通しています。テクニカルSEOとコンテンツSEOを組み合わせ、両面からサイトを強化することが大切です。

なお、「コンテンツSEOとは?対策するメリットとメディアを成長させるコンテンツの作り方」ではコンテンツSEOの目的や効果を詳しく解説しています。コンテンツSEOの手順も詳細に説明しているので、コンテンツづくりに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

テクニカルSEOの種類

テクニカルSEOの種類は、大きく分けて以下の2つです。

  • 検索エンジンのクローラーに関する対策
  • 検索エンジンのインデックスに関する対策

検索エンジンでは、クローラーと呼ばれる情報収集システムがWeb上を巡回し、Webサイトを認識しています。クローラーに認識されるために重要な項目には以下のようなものがあり、一つひとつ対策することが大切です。

  • URLの最適化
  • ページの表示速度
  • モバイルフレンドリー

      クローラーに認識されるだけではなく、検索エンジンにWebサイトが登録される「インデックス」まで対策する必要があります。

      インデックスされなければ、ユーザーの検索にヒットしないため、SEOにおいてインデックスは非常に重要です。

      検索エンジンのインデックスに関する対策では、以下の項目を強化・改善しましょう。

      • タイトル・ディスクリプション・見出しの設定
      • リンクの設定
      • 画像の設置

        具体的な対策方法は以下の項目で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

         

        テクニカルSEO対策をするメリット

        テクニカルSEO対策を実施するメリットは、以下の3つです。

        • 必要な作業がわかりやすい
        • 施策の効果を計測しやすい
        • Webサイトへの流入増加を期待できる

        テクニカルSEOで重要とされる要素は、Googleが公表している「Google検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン)」に明記されています。具体的な基準が示されていないコンテンツSEOとは違い、評価を得るために必要な作業を把握しやすいのがメリットです。

        また、Googleが提供している「Google Search Console」でクローラーが巡回したページやインデックスについて確認できるため、テクニカルSEOの効果を簡単に把握できます。効果を計測しながら、テクニカルSEOの改善を繰り返すことで、成果を最大化できるでしょう。

        テクニカルSEOでWebサイトを最適化し、検索結果で上位表示されるコンテンツが増えれば、自然検索からの流入を期待できます。自然検索の流入比率が高くなると、広告に費用をかけることなく、自社コンテンツへのアクセスが増え、商材に興味を持つユーザーの集客がしやすくなります。

        テクニカルSEO対策①クローラーへの対策

        テクニカルSEOにおいて、クローラーへの対策で重要な項目は以下の3つです。

        • URLの正規化
        • 表示速度
        • モバイル対応

        ほかにも、サイトマップやページの階層化なども項目に含まれますが、まずは上記3つのポイントを押さえて、一つひとつ対策を実行しましょう。

        URLの正規化

        URLの正規化とは、検索エンジンに評価してもらいたいURLを指定する施策です。

        たとえば、同じ内容のページで、URLの末尾が「000.com/」の記事と「000.com/index.html」の記事が混在していると、どちらが正規のURLになるかは検索エンジンが決めます。そのため、意図しないURLでSEO評価を受けるおそれがあります。

        URLの正規化によってひとつのURLに評価を集中でき、Webサイトが評価・インデックスされるまでの時間を短縮できるのがメリットです。

        URLを正規化するためには、正規のURLをGoogle Search Consoleに登録する方法があります。「URL検査ツール」にURLを登録するだけで、正規のURLとしてインデックスさせることが可能です。

        また、「301リダイレクト」や「canoicalタグ」によってURLを正規化できます。

        301リダイレクトとは、あるURLをアクセスしたときに自動で指定のURLに転送する処理です。Aのページを正規としたい場合は、BのページからAへの301リダイレクトを設定すると、AがSEO評価の対象になります。詳しいリダイレクト設定方法については、「リダイレクトとは?意味や目的、具体的な設定方法を解説!」の記事で解説していますので、併せてご覧ください。

        canoicalタグとは、SEO評価をしてほしいURLを指定するタグです。類似したページが複数ある場合に、「<link rel=”canonical” href=”評価してほしいページのURL”>」というタグを類似ページに挿入すると適用されます。

        表示速度

        表示速度はLCPと言われ、Webページが表示されるまでの速度としてGoogleは検索順位に影響する重要な指標と公表しています。

        表示速度が遅いとクローラーに認識されづらくインデックスが遅れるうえ、上位表示も難しくなります。また、ユーザビリティの観点でコンバージョンにも影響を及ぼすため、テクニカルSEOでの対策が重要です。

        表示速度を改善するためには、まずツールを活用して現状の表示速度を確認しましょう。ツールはさまざまですが、Googleが提供している「Google PageSpeedInsights」がおすすめです。

        表示速度が遅い場合は、画像容量やソースコードを圧縮したり、Wordpressで不要なプラグインを削除したりしましょう。

        LCPについて詳しくは、「コアウェブバイタルとは?FID、LCP、CLSの改善方法もあわせて解説」をご覧ください。

        モバイル対応

        スマートフォンの普及によりWebサイトをモバイルで見るユーザーが増えたため、GoogleではSEOにおいてモバイルフレンドリーを重要視しています。

        モバイル対応では、スマートフォンの画面にコンテンツの幅を合わせたり、文字の視認性を調整したりする対策が効果的です。Googleで推奨しているレスポンシブWebデザインを採用すると、同じURLでデバイスに応じたコンテンツを表示できます。

        Google Search Console」では、モバイルフレンドリーなWebサイトかをチェックできる項目があるため、一度チェックしてみましょう。

         

        テクニカルSEO対策②インデックスへの対策

        テクニカルSEO対策として、インデックスに対しては以下の施策が効果的です。

        • リンクの設定
        • タイトル・ディスクリプション・見出しの設定
        • 画像選定

        記事の内容を検索エンジンにわかりやすく伝えるために、上記の3つを丁寧に最適化していきましょう。

        リンクの設定

        Webサイトのコンテンツをリンクで適切につなぐことによって、ユーザーは関連ページを閲覧しやすくなり、ユーザビリティ向上によるSEO評価を獲得しやすくなります。

        関連するページが内部リンクでつながりあうように、Webサイトのパンくずリストやサイドバー、記事内の関連記事などで適切なリンクを設置しましょう。

        より高度なリンク設定として、重要なページにリンクを集めたり、リンクに誘導するためのテキストにキーワードを含めたりする対策も効果的です。

        タイトル・ディスクリプション・見出しの設定

        一目でWebサイトやコンテンツの内容がわかるように、タイトル・ディスクリプション・見出しを見直すと、SEOとユーザビリティの両面で効果を期待できます。

        タイトルはユーザーが一番はじめに目にする場所です。キーワードを適切に含め内容を端的に説明したタイトルは、SEOで評価されやすく、ユーザーのクリックを促せます。

        ディスクリプションとは、検索結果においてタイトルの下に表示され、コンテンツの内容を簡単に伝える項目です。ユーザーがタイトルをクリックしたくなるように、ページの内容をシンプルに伝えながら、記事を読みたくなる文面にしましょう。表示される文字数は制限があるため、全文が見えるように記載するのもポイントです。

        見出しは、タイトル・大見出し・中見出し・小見出しのタグを正確に設定し、ページ内の階層を整理するために重要な要素となります。コンテンツの内容を適切な見出しで整理し、見出しごとにキーワードを含めたり、適切な文字数に調整したりするのがポイントです。

        画像選定

        テクニカルSEOにおいて、画像はWebページの検索順位を上げるため、画像検索で上位表示を狙うために重要な要素です。

        コンテンツSEOでも重要な項目であり、コンテンツに合わせて視覚的に内容を理解できる画像を設置する必要があります。

        テクニカルSEOでは、画像の内容を端的に説明したAltタグを設置したり、表示速度改善のためにサイズを圧縮したりするなど、内部的な改善を実施しましょう。

         

        テクニカルSEOまとめ

        テクニカルSEOとは、クローラーの巡回やインデックスに作用する項目へのSEO対策です。適切に実施することで、検索順位の上昇による流入増加やユーザビリティ向上によるコンバージョン増加など、さまざまな効果を期待できます。

        クローラーへの対策では、以下の項目が重要です。

        • URLの正規化
        • 表示速度
        • モバイル対応

        インデックスへの対策では、以下の要素を重点的に見直しましょう。

        • リンクの設定
        • タイトル・ディスクリプション・見出しの設定
        • 画像選定

        テクニカルSEOで重要な項目を一つひとつ強化・改善し、WebページやコンテンツのSEO評価を高めましょう。

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