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Googleオプティマイズとは?終了日、使い方やA/Bテストの手順を解説!
マーケティング 2026.09.25

※Googleオプティマイズは2023年9月30日に終了しました
Googleオプティマイズおよびオプティマイズ360は、2023年9月30日をもって提供を終了しています。本記事では、Googleオプティマイズがどのようなツールだったかを振り返るとともに、現在A/Bテストを実施する際に選択できる後継ツールの選び方を解説します。
本記事は2026年9月に内容を更新しました。初回公開は2023年6月6日です。
目次
Googleオプティマイズとは
Googleオプティマイズとは、Googleが無料で提供していたWebサイト分析ツールです。
A/Bテストなどで手軽にWebサイトを分析・検証でき、簡単かつ直感的に設定・操作できるのが特徴です。
ブラウザ上でテスト用パターンも作成できるほか、GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーと連携した目標設定・レポーティングが可能です。さらに、A/Bテストだけでなく「リダイレクトテスト」「多変量テスト」もできるなど、多くの機能を利用できます。
なお、ここで紹介している機能は、2023年9月30日の提供終了時点の内容です。現在は利用できません。
Googleオプティマイズでできること
Googleオプティマイズでできたことは、各種テストの手軽な実行と、テスト結果の自動集計の2つです。
A/Bテストやリダイレクトテストなどを手軽&素早く実行できる
Googleオプティマイズでは、A/Bテスト・リダイレクトテスト・多変量テストの3種類を手軽かつ素早く実行できました。
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テストの種類 |
内容 |
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A/Bテスト |
2つ以上のパターンを比較し、どちらが効果的かを検証するテスト |
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リダイレクトテスト |
異なるURLのページを比較するテスト。デザインなどが大きく異なるページを比較し、どのページが有効かを検証できます |
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多変量テスト |
ページ内にある複数要素を組み合わせたパターンを比較し、最適なデザインを判断するテスト |
例えばどのバナーがCVR向上に効果的かテストしたいときに、A/Bテストでは各バナーを比較してどれが適切か判断できますが、多変量テストではバナーとキャッチコピーなどの複数要素を組み合わせたうえで、どのパターンが最適かを判断できます。
通常、これらのテストは比較するページ作成・設定の準備に時間や手間がかかるのがネックです。
しかし、Googleオプティマイズを使用することで、管理画面から手軽にデザインや画像をカスタマイズし素早くテストを実行できます。
自動的にテスト結果を集計、比較できる
Googleオプティマイズでは自動的にテスト結果を集計し比較できます。
広告の設定などでA/Bテストを実施した場合、結果の集計に時間を要しますが、Googleオプティマイズはテスト結果を自動で集計してくれるため、集計作業の工数削減が可能です。
またレポート作成も簡単にでき、重要な指標であるセッション数・コンバージョン数・コンバージョン率も一目でわかるため、テスト結果を分析・検証しやすいのがメリットです。
Googleオプティマイズは2023年9月30日にサポート終了。その理由は?
Googleオプティマイズが終了した理由は、GoogleがGA4とサードパーティ製A/Bテストツールの連携強化へ方針を転換したためです。
手軽にA/Bテストを実施できるツールとして重宝されたGoogleオプティマイズですが、2023年9月30日をもって、Googleオプティマイズとオプティマイズ360の提供は終了しました。同日時点で実施中だったテストとパーソナライズは、すべて終了しています。
また、サポート終了後は、ウェブサイトエクスペリエンスの推定結果および、Google アナリティクスの過去の元データにもアクセスできなくなりました。
サポート終了の理由については、Optimizeヘルプ「Google オプティマイズのサポート終了」のページにて、以下のように説明されています
オプティマイズのサポートを終了するのはなぜですか?
Google は今後も、あらゆる規模のビジネスがユーザー エクスペリエンスを改善できるよう取り組んでまいります。Google アナリティクス 4 のサードパーティ製 A/B テスト インテグレーションにも投資も行っています。
つまり、Googleは、自社ツールを提供し続けるのではなく、GA4と外部のA/Bテストツールをつなぐ形でユーザーを支援する方針に切り替えたと考えられます。GoogleはA/BテストツールとGoogleアナリティクスを連携できるAPIも公開しており、後継となる公式ツールを新たに提供する予定は発表されていません。
そのため、現在A/Bテストを実施するには、Googleオプティマイズに代わるA/Bテストツールの導入が必須です。
Googleオプティマイズの後継となるA/Bテストツールの選び方
Googleオプティマイズの後継としては、Googleが公式に連携を進めているAB Tasty・Optimizely・VWOの3ツールが第一の選択肢になります。
Googleは公式ヘルプで、GA4との統合に取り組んでいるサードパーティ製A/Bテストツールとして、AB Tasty・Optimizely・VWOの3つを挙げています。GA4を計測基盤としてそのまま使い続けたい場合は、この3ツールのいずれかを軸に検討すると、計測データとテスト結果を接続しやすくなります。
Google公式が連携を進める3つのA/Bテストツール
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ツール名 |
特徴 |
向いているケース |
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AB Tasty |
A/Bテストに加えてパーソナライゼーションや機能フラグ管理に対応。マーケティング担当者が扱いやすいUIを備えています |
マーケティング部門主導でテストとパーソナライズを回したい場合 |
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Optimizely |
Webテストからサーバーサイドテスト、コンテンツ管理まで幅広くカバーする大規模向けプラットフォーム |
開発部門を巻き込んだ本格的な実験基盤を構築したい大企業 |
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VWO |
A/Bテスト・多変量テストに加え、ヒートマップやセッション録画、ファネル分析などの行動分析機能を標準搭載 |
テストと併せてユーザー行動の可視化・仮説立てまで行いたい場合 |
3ツールはいずれも有料であり、Googleオプティマイズのように無料で始められるわけではありません。まずは無料トライアルを利用し、自社サイトで想定するテストが実行できるかを確認したうえで導入を判断することをおすすめします。
国内サービスやCRO支援という選択肢
社内にテスト設計の担当者がいない場合は、ツール単体の導入ではなく、改善支援までを含む国内のCROサービスを選ぶ方法もあります。
Kaizen Platformをはじめとする国内のサイト改善支援サービスは、ツールの提供だけでなく、改善案の立案やクリエイティブ制作、テスト運用までを一体で支援する形態を取っています。海外製ツールは管理画面やサポートが英語中心である場合も多いため、日本語でのサポートや運用代行を重視する場合は、こうしたサービスも比較対象に含めるとよいでしょう。
※各ツール・サービスの料金体系や提供機能は変更される場合があります。導入検討時は、必ず各社の公式サイトで最新の情報をご確認ください。
A/Bテストツールを選ぶ際に確認すべき4つのポイント
A/Bテストツールを選ぶ際は、GA4との連携方法、テストの種類、運用体制、費用対効果の4点を確認します。
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確認ポイント |
確認する内容 |
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GA4との連携方法 |
GA4のデータとテスト結果を接続できるか。公式インテグレーションがあるか、APIでの連携が必要か |
|
実行できるテストの種類 |
A/Bテストだけで足りるか、リダイレクトテストや多変量テスト、サーバーサイドテストまで必要か |
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運用体制 |
社内にテスト設計・実装できる担当者がいるか。いない場合は支援サービスの有無を確認する |
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費用対効果 |
月額費用に対して、テストで見込める改善効果が上回るか。まずは無料トライアルで検証する |
このように、後継ツールの選定では、機能の多さではなく、自社の計測環境と運用体制に合うかどうかを基準に判断することが重要です。
A/Bテストによる改善は、コンテンツ設計やサイト全体の戦略と組み合わせることで効果が高まります。パンタグラフでは、AI時代の環境変化を踏まえたSEO/AIO/LLMO戦略やオウンドメディアの役割、支援実績をまとめた資料を無料で公開しています。
【参考】Googleオプティマイズの使い方(2023年9月30日時点のアーカイブ)
ここから先は、Googleオプティマイズが提供されていた当時の操作手順を、記録として残しています。現在これらの手順で設定を行うことはできません。後継ツールの検討をお急ぎの方は、前章の「後継となるA/Bテストツールの選び方」をご覧ください。
Googleオプティマイズを使用するための事前準備
Googleオプティマイズを使用するには、Googleアカウントの作成と、Googleアナリティクスの登録が必要でした。
- Googleアカウントの作成
- Googleアナリティクス・GA4の登録
第一にGoogleアカウントを作成する必要があります。
また、GoogleオプティマイズはGoogleアナリティクスとの連携が必要なため、Googleアナリティクスの登録も済ませておきましょう。
※旧バージョンのGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)は、2023年7月1日に計測を終了しました。現在の計測はGA4が標準です。GA4の導入については、「Googleアナリティクス4(GA4)の導入・設定方法と使い方を解説!」の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
Googleオプティマイズの基本設定手順
Googleオプティマイズの基本設定手順は以下の流れで行います。
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手順 |
内容 |
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1. アカウントとコンテナの作成 |
Googleアカウントにログインし、アカウント名とコンテナ名を入力して作成します |
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2. Googleアナリティクスと連携させる |
エクスペリエンス内の「アナリティクスへリンクする」から、リンクさせるプロパティを選択します |
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3. Googleオプティマイズのタグを設置する |
Googleタグマネージャー上で設定する方法と、ページのソースコードに直接設定する方法があります |
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4. アンチフリッカースニペットを設置する |
Webサイトの<head>に設置し、テスト実行時のページのちらつきを回避します |
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5. Google Chromeの拡張機能を入手する |
ビジュアルエディタが使えるようになり、コードの知識がなくてもテストを設定できます |
タグの設定は、Googleタグマネージャーを使用するのが手間もかからず簡単に設定できおすすめです。Googleタグマネージャー内の「タグ」から「新規」をクリックし、タグの種類で「Google Optimize」を選択、オプティマイズコンテナIDを入力して保存するとタグ設定は完了です。
アンチフリッカースニペットは、Googleオプティマイズでテストを実行した際に、使用環境によって発生するウェブサイトのちらつきを回避するためのものです。詳しい設置方法はGoogle公式サイトに記載されているので、確認して設置しましょう。
GoogleオプティマイズのA/Bテスト設定手順
Googleオプティマイズには複数のテスト機能が備わっていますが、A/Bテストを実施する際は以下の手順で設定します。
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手順 |
内容 |
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1. エクスペリエンスの作成 |
コンテナの中に入れるテストの設定情報を作成します。使用するURLを入力し「A/Bテスト」を選択します |
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2. パターンの追加 |
エクスペリエンス内の「パターンを追加」から、比較するパターンを追加します |
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3. ビジュアルエディタでパターンを編集する |
削除、テキストを編集、HTMLを挿入、HTMLを編集、JavaScriptを実行の5項目を編集できます |
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4. 目標の設定 |
「測定と目標」内の「テスト目標を追加」から、アナリティクス・システム・カスタムの3種類を設定できます |
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5. ターゲットの設定 |
テスト対象のページを絞り込むページターゲティングと、ユーザーを絞り込むオーディエンスターゲティングがあります |
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6. パターン比重の設定 |
デフォルトでは分配率が均等です。変更する場合は合計100%になるよう数値を入力します |
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7. 最終確認 |
プレビューモードでウェブ・タブレット・モバイルの表示を確認し、インストール状況もチェックします |
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8. テストの開始 |
画面トップの「開始」をクリックしてテストを実行します。結果は「最適である確率」で評価できます |
ターゲット設定について補足すると、ページターゲティングは単一ページや複数ページなどテスト対象となる「ページ」の種類を絞り込めます。一方でオーディエンスターゲティングはテストページを表示させる「ユーザー」の絞り込みが可能です。例えば、「男性だけに表示させ反応を確認する」といったターゲット選定ができます。
まとめ
Googleオプティマイズは2023年9月30日に終了しているため、現在A/Bテストを実施するには後継ツールの導入が必要です。
Googleオプティマイズは、手軽かつ簡単にWebサイト分析が無料でできる便利なツールでした。テスト結果の集計も自動的に行ってくれるため、Webサイト分析の工数削減にもつながっていました。しかし現在は利用できないため、A/Bテストを継続する場合は、Googleが連携を進めるAB Tasty・Optimizely・VWO、あるいは国内のサイト改善支援サービスから、自社の計測環境と運用体制に合うものを選ぶ必要があります。
ツール選定の際は、GA4との連携方法、実行できるテストの種類、運用体制、費用対効果の4点を確認し、無料トライアルで自社サイトに合うかを検証してから導入を判断しましょう。
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