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スーパーアプリとは?意味や海外事例を解説!今後の予想も

制作/開発 2020.01.15

近年、IT分野において注目を集めているキーワードのひとつに「スーパーアプリ」があります。

日本では、ヤフーとLINEの経営統合のニュースに関連して、話題となりました。

この記事では、そんな「スーパーアプリ」とは何か、海外事例や今後の予想について紹介します。

なお、パンタグラフでは、2020年に流行すると予想されるIT/テクノロジー分野のキーワード5つについて解説していますので、あわせてご覧ください。

スーパーアプリとは何か?

スーパーアプリとは、一言で表現するなら「様々なサービスを起動する、プラットフォームのような役割を持つアプリ」といえます。

決済やメッセンジャー、配車など、従来はいくつものアプリを使って別々に行っていた機能を、1つのスーパーアプリでオールインワンに利用できるものです。

スーパーアプリには、さまざまなメリットがあります。

企業にとっては、自社のスーパーアプリで顧客を囲い込むことができます。

一方、ユーザーにとっては、サービスの利便性の面でメリットが大きいと考えられます。

例えば、決済とECや音楽配信の機能を同じアプリ内で利用できる場合、ユーザーは支払いの際に別のアプリを起動したり、その都度IDやパスワードを登録したりする手間が省けるため、UXが向上します。

こうしてユーザーから支持を受け、成長を遂げたアプリがスーパーアプリとして君臨するようになるのです。

アプリアイコン

スーパーアプリの海外事例

実際に、世界はどのようなスーパーアプリがあるのでしょうか。

スーパーアプリの例として頻繁に取り上げられるのが、中国の WeChat と Alipay です。ここでは、この2つのアプリについて紹介します。

WeChat

10億人以上が利用するといわれているWeChat。Facebook Messenger や WatsApp などと並ぶ、世界的なメッセージアプリです。

基本的な使い方はLINEと大きく変わりませんが、ただのメッセージアプリではありません。

それは「ミニプログラム」という仕組みを導入して、WeChatの機能がより充実するようエコシステムを築いたことです。

「ミニプログラム」とは、サードパーティが追加できる機能で、WeChat内で使えるアプリのようなものです。

WeChatのユーザーが別のアプリを立ち上げることなく、買い物やゲーム、ニュースなどの機能を楽しめます。

また、ミニプログラムを開発するサードパーティは、10億人以上のWeChatユーザーに向けてサービスを展開できるという仕組みです。

さらに、決済サービスの「WeChat Pay」の存在も見逃せません。

決済機能を有することで、WeChat内のサービスでの決済も簡単に行えるほか、実店舗ではQRコードを用いたキャッシュレス決済が可能になります。

Alipay

現金をほとんど使わない「キャッシュレス社会」を築いた中国。それを牽引するのがAlipayです。

Alipayは、中国最大のECサービスを展開するアリババグループが提供する決済サービスです。

中国では、店舗に配置されたQRコードをAlipayで読み取り、決済を完了させるという方法が主流となっています。

中国の決済サービスでは、Alipay とWeChat Payが市場を二分しており、Alipay には2018年1月時点で5億2,000万人以上の本人認証済みアクティブユーザーがいるとされています。

AlipayはECや店頭のQRコード決済で頻繁に利用されていますが、その役割はこれだけにとどまりません。

実は、個人の信用情報も管理しているのです。

それが「芝麻信用(ジーマしんよう)」というサービスです。

支払状況などを踏まえてアプリ内の信用スコアが変動するようになっており、中国ではこのスコアが他のサービスの利用や結婚にまで影響を与えるといわれています。

QRコード決済

日本を圧巻するアプリはスーパーアプリになりうるか?

ここでは、今後、日本でスーパーアプリ化するといわれるアプリについて解説します。

ダウンロード数を基準にすると、メルカリとLINEが、現在の日本において最もスーパーアプリに近いと言えるでしょう。

メルカリ

フリーマーケットアプリとして多くの日本人に親しまれているメルカリ。

国内利用者数は1,350万人、2019年9月には累計取引件数が5億件を突破するなど成長を続けています。

しかし、メインのフリマサービスは順調に成長しているものの、シェアサイクルの「メルチャリ」などの新規事業は撤退を余儀なくされ、決済サービスの「メルペイ」はソフトバンクグループの「PayPay」に後塵を拝しています。

フリマアプリのユーザー層を活かした施策をできるかどうかが、今後の鍵になると予想されます。

LINE

メッセージアプリという存在を日本に浸透させ、人々の連絡手段において、なくてはならないアプリに成長したのがLINEです。

国内の月間アクティブユーザーは、およそ8,100万人といわれます。

LINEでは、「LINE NEWS」「LINE Pay」などの機能で、スーパーアプリ化を図っています。

若い世代を中心に利用者が増加していますが、それぞれの分野の競合アプリと比較すると、そのシェアはまだまだ大きいとは言えません。

今後も、ヤフーとの経営統合による躍進が期待されます。

スマホ

この記事では、「スーパーアプリ」について紹介しました。

中国でスーパーアプリが誕生した理由は、様々な要因が考えられます。優れたUXなどの技術面のほか、外部環境に目を向けると「決済サービスが広がる素地があるか」が非常に大きかったのではないでしょうか。

日本でも多くの決済アプリが誕生し、キャッシュレス決済の浸透も進んでいます。

今後、国内発のスーパーアプリ誕生も近いのではないでしょうか。

パンタグラフでは、アプリの開発はもちろん、戦略の段階からしっかりサポートいたします。

興味のある方は、ぜひ、お気軽にお問合せください。

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