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301リダイレクトとは?重要な理由や書き方、注意点を解説!

制作/開発 2026.06.25

301リダイレクトとは?重要な理由や書き方、注意点を解説!

WebサイトのURLを変更した際、検索エンジンからのSEO評価が失われてしまうのは避けたいものです。そのような場合は、「301リダイレクト」を設定すれば新しいWebサイトに旧Webサイトの評価を引き継ぐことができます。しかし、301リダイレクトの内容について詳しく知らない方や、本当に設定したほうが良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、301リダイレクトの重要性や具体的な設定方法、注意点などを解説します。301リダイレクトの設定でミスをしないためにも、ぜひ最後までご覧ください。

 

301リダイレクトとは:URL変更を示すステータスコードを返す処理

301リダイレクトとは、httpヘッダーに含まれるステータスコードの1つである「301 Moved Permanently」を返すための転送処理です。「301 Moved Permanently」はURLが恒久的に変更されることを表すものです。

 

301リダイレクトを行うと、Webサーバーは新しいURLを通知し、ブラウザを新しいURLへ自動的に転送します。この処理を実装することで、検索エンジンに対して古いURLから新しいURLへのリダイレクト情報を伝えることが可能です。

301リダイレクトと302リダイレクトの違い

301リダイレクトと302リダイレクトの最大の違いは、検索エンジンの評価を引き継げるかどうかという点にあります。

項目

301リダイレクト

302リダイレクト

URLの変更

恒久的な変更

一時的な変更

SEO評価の引き継ぎ

引き継がれる

原則引き継がれない

主な利用シーン

サイト移転・リニューアル

メンテナンス等の一時対応

301リダイレクトはWebサイトの移転やリニューアルなど、URLが恒久的に変わる場合に使われます。一方、302リダイレクトはWebサイトのメンテナンス時など一時的なURL変更に用いられるものです。

なお、Googleでは基本的に301リダイレクトの使用を推奨しています。そのため、特に理由がない場合は301リダイレクトを使うのがおすすめです。

302リダイレクトを使用すると、検索エンジンは「旧URLが今も正規である」と判断するため、新URLへの評価移行が行われません。恒久的な移転であるにもかかわらず302リダイレクトを設定してしまうと、SEO評価を失うリスクがあるため、ステータスコードの選択には注意が必要です。

 

301リダイレクトを行う場面

301リダイレクトを行うケースとしては、主に次のような場面が挙げられます。

  • ドメイン変更を伴うWebサイトの移転
  • URLの更新
  • URLの正規化

ドメインを変更してWebサイトの移転をする場合、旧ドメインから新ドメインへの301リダイレクトが必要です。これにより、検索エンジンに新ドメインへの移行を通知できます。

ドメイン移転にあわせて301リダイレクトを設定する際は、旧ドメインと新ドメインのファイル構造(URLパス)を一致させておくことが重要です。ページ単位で対応するURLへ転送できないと、関連性の低いページへユーザーや検索エンジンを誘導してしまい、評価の引き継ぎが不十分になる恐れがあります。

また、コンテンツの階層を見直してURLを変更する場合や、URLを正規化する場合にも、301リダイレクトの設定が必要です。なお、正規化とは複数のURLが同一コンテンツを指している際に、URLを統合することです。検索エンジンの評価が分散するのを防げます。

301リダイレクトを設定しないと、検索エンジンに正しくサイトの変更を伝えられず、SEOの観点で問題が生じる恐れがあります。

 

301リダイレクトが重要な理由

301リダイレクトが重要視されている理由は以下のとおりです。

それぞれの理由を詳しく解説します。

SEO評価を引き継ぐ

1つ目の理由は、旧URLで獲得していたSEO評価を新URLに引き継げるからです。WebサイトやページのSEO評価は、検索エンジンがサイトの価値を判断する重要な指標です。

リダイレクトを行わずにURLを変更すると、これまでページが獲得してきた評価が失われ、検索結果の順位が下がる恐れがあります。しかし、301リダイレクトを行えば、新URLでも旧URLの評価を引き継げるため、サイトの順位が下がるリスクを回避できます。

無駄なクロールを生まない

301リダイレクトを適切に設定することで、旧URLと新URLが同一のコンテンツとして扱われ、無駄なクロールを避けられます。クロールとは、検索エンジンのロボットである「クローラー」が、Webページを巡回してコンテンツの情報を収集することです。

リダイレクト設定がされていない場合、検索エンジンのクローラーは旧URLと新URLの両方を別のページとしてクロールの対象とします。結果、重複してクロールが実施されます。重複してクロールされると、検索エンジンから同一コンテンツと判断されかねません。重複コンテンツと見なされれば、サイトの評価が下がるリスクがあります。

301リダイレクトを設定して検索エンジンの無駄なクロールを回避しましょう。

旧URLにアクセスした人を新URLに自動的に遷移させる

旧URLにアクセスしてきたユーザーを、新しいURLに自動的に遷移させるためにも、301リダイレクトの設定は重要です。

Webサイトの移転やリニューアルの際、ブックマークなどで旧URLを保存していたユーザーは一定数います。ただ、301リダイレクトを行わずにURLを変更してしまうと、そうしたユーザーが旧URLから新URLに正しくアクセスできません。

しかし、301リダイレクトを設定すれば、ユーザーが旧URLにアクセスした場合でも、自動的に新しいURLへリダイレクトされます。このように、301リダイレクトはユーザビリティの観点からも重要な処理です。

ページのインデックスが遅くなるのを防ぐ

301リダイレクトを設定すれば、ページのインデックスが遅くなるのを防ぐことができます。リダイレクトが行われていないと、クローラーは新旧両方のURLをインデックスしなければならず、新URLのインデックスが遅れることもあります。

一方、301リダイレクトが正しく設定されていれば、検索エンジンは新URLのみをクロールするため、無駄なクロールを省けます。早々に旧URLの評価を引き継いでインデックスされるためには、301リダイレクトの設定が欠かせません。新しいURLがスムーズにインデックスされれば、ユーザーにコンテンツを素早く届けられます。

 

301リダイレクトの書き方

ここからは、以下のパターン別に301リダイレクトの書き方を解説します。

順番に見ていきましょう。

ドメイン全体をリダイレクトする場合

ドメイン全体のURLを301リダイレクトする場合は、htaccessファイルを使用します。htaccessファイルには以下のように記述します。

  1. 「RewriteEngine on」と宣言し、URLリライトを有効にする
  2. 「RewriteCond」で旧ドメインのURLを指定する

    (例)RewriteCond %{HTTP_HOST} ^旧ドメイン.com$ [NC]

  3. 「RewriteRule」で新ドメインのURLに書き換えるよう指定する

    (例)RewriteRule ^(.*)$ http://新ドメイン.com/$1 [R=301,L]

  4. htaccessファイルに設定を記述したら、サーバーにアップロードして公開

上記の例では「旧ドメイン.com」へのアクセスを「新ドメイン.com」に301リダイレクトするよう指定しました。この設定で、旧ドメインへのアクセスが新ドメインにリダイレクトされるようになります。

ページごとにリダイレクトする場合

ページごとに301リダイレクトを行う場合も、ドメイン単位の転送と同様、htaccessファイルを使って設定します。

  1. htaccessファイルに「RewriteEngine on」と宣言し、URLリライトを有効にする
  2. ページごとに、転送元の旧URLと転送先の新URLを以下のように指定する

    (例)RewriteRulu^旧URL$新URL [R=301,L]

  3. htaccessファイルをサーバーにアップロードする

転送元と転送先のURLパスを適宜書き換えることで、任意のページで301リダイレクトさせることが可能です。

ディレクトリ全体をリダイレクトする場合

ディレクトリ全体で301リダイレクトを行う場合も、htaccessファイルを使って設定します。

  1. htaccessファイルに「RewriteEngine on」と宣言し、URLリライトを有効にする
  2. 転送元の旧ディレクトリパスと転送先の新ディレクトリパスを以下のように指定する

    (例)RewriteRule^旧ディレクトリ(.*)$/新ディレクトリ/$1[R=301,L]

  3. htaccessファイルをサーバーにアップロードする

上記のように、ディレクトリパスを指定すれば、該当ディレクトリ内の全ページに一括で301リダイレクトを適用できます。 

SSL(https)化する場合

WebサイトをSSL(https)化する際も、301リダイレクトの設定が必要です。httpsへのリダイレクトは、以下のようなhtaccessファイルのコードで行います。

  1. htaccessファイルに「RewriteEngine on」と宣言する
  2. 「RewriteCond%{HTTPS}off」と記述し「httpsでなければ」と条件を指定する
  3. 転送先を以下のように指定する

    (例)RewriteRule ^(.*)$SSL化したサイトのURL/$1 [R=301,L]

  4. htaccessファイルをサーバーにアップロードする

上記の手順で設定を行えば、httpでアクセスした場合、自動的にhttpsのURLへリダイレクトされるようになります。

WordPressのプラグインを用いる場合

WordPressのプラグインを利用する方法もあります。おすすめなのが「Redirection」というプラグインです。

redirectionプラグインのキャプチャ

出典:Redirection

 

  1. 「Redirection」をインストールして有効化する
  2. WordPressのサイドバーに「Redirection」メニューが追加されるので、クリックする
  3. 「新しい転送を追加」を選ぶ
  4. 「Source URL」に転送元の旧URL、「Target URL」に転送先の新URLを入力する

以上の手順で、301リダイレクトの設定ができます。

プラグインを使えば、htaccessファイルに直接コードを書く必要がなく、簡単な操作で301リダイレクトをかけられるため便利です。ただ、Googleが推奨しているのはhtaccessファイルを編集する方法です。プラグインを使った場合、インデックスに時間を要するため注意しましょう。

 

htaccessが使用できない場合の対処法

レンタルサーバーによっては、htaccessファイルが使用できない場合があります。その場合は、以下のような方法で代用できます。

方法

概要

注意点

canonicalタグ

URLを正規URLとして検索エンジンに伝える

ブラウザを自動転送する機能はない

PHP等のプログラム転送

header()関数等でステータスコード301を返す

サーバーでプログラムを実行できる環境が必要

CMSの転送機能・プラグイン

WordPressの「Redirection」等、管理画面から設定

反映までに時間がかかる場合がある

meta refresh/JavaScript

HTMLやスクリプトでページ遷移させる

301として認識されずSEO評価を引き継ぎにくいためGoogleは非推奨

Googleが推奨しているのは、サーバー側で301ステータスコードを返す方法です。meta refreshやJavaScriptによる転送は、SEO評価の引き継ぎが期待できないため、可能な限りhtaccessやサーバー設定、CMSの機能を使った301リダイレクトを選びましょう。

 

301リダイレクトの確認方法

301リダイレクトが適切に設定されているかどうかは、専用のリダイレクトチェックツールを利用すると簡単に確認できます。

おすすめなのがohotuku.jpのリダイレクトチェックです。転送元の旧URLを入力するだけで、リダイレクトが適切に行われているかわかります。301リダイレクトを設定した後は、ミスがないか必ずチェックしましょう。

また、Webサイトの移転やドメイン変更を行う場合は、Google Search Consoleの「アドレス変更ツール」を使うと、Googleに移転を直接通知でき、評価の引き継ぎがスムーズになります。ただし、アドレス変更ツールはURL単位の変更やSSL化には対応していないため、用途に応じてツールを使い分けましょう。

 

301リダイレクトを行う際の注意点

301リダイレクトを行う際は以下の点に注意が必要です。

注意点をそれぞれ紹介します。

htaccessが使用できるサーバーか確認する

htaccessファイルを編集してリダイレクトの設定を行う場合は、事前に自身のサーバー環境でhtaccessファイルが使えるか確認しましょう。

一部のホスティングサービスやレンタルサーバーでは、htaccessファイルを使用できないケースがあります。まずはレンタルサーバーなどの公式サイトを確認してみましょう。それでもわからない場合、サポート窓口に問い合わせるのがおすすめです。

せっかくコードを書いても、htaccessファイルが使えない場合は設定が反映されません。あらかじめサーバーの環境をチェックしておきましょう。

htaccessのリダイレクトについては「【ケース別】.htaccessのリダイレクト設定方法とよくあるトラブル対処法」で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

設定期間は1年以上にする

301リダイレクトの設定期間は、最低でも1年以上は維持しておく必要があります。理由は主に以下の2つです。

  • 検索エンジンの評価が新URLに適切に引き継がれるまで、時間がかかるため
  • 外部リンクを経由して訪問してくるユーザーを、新URLに誘導するため

リダイレクトの設定後、検索エンジンの評価がすぐに新URLへ移行するわけではありません。数週間から数か月を要する場合もあります。

また、外部リンクを経由してくるユーザーのためにも、リダイレクトの期間は長めに設定しておきましょう。設定期間を1年以上にしておくと、検索エンジンからの評価の引き継ぎと外部リンクを辿ってくるユーザーの誘導が行えます。

内部リンクなどの更新をする

301リダイレクトを設定した際は、以下で使われているURLも新しいURLに更新する必要があります。

  • 内部リンク
  • canonicalタグ
  • 構造化データ

新しいURLに更新しないと404エラーが発生したり、検索エンジンからサイトやページが正しく認識されなかったりします。リダイレクト設定と一緒に、内部リンクなども新URLへ更新しましょう

パソコンを操作している画像

robots.txtの記載があれば削除しておく

robots.txtに旧URLに関する記述があれば、削除が必要です。robots.txtでは、該当のURLを検索エンジンにクロールさせないように制御できます。

しかし、robots.txtの記述が残っていると、検索エンジンはリダイレクト元の旧URLをクロールできません。そのため、適切に301リダイレクトされない恐れがあります。301リダイレクトを設定するときは、robots.txtを確認して記述を削除しておきましょう。検索エンジンが旧URLをクロールし、301リダイレクトを認識できるようになります。

新しいサイトと古いサイトの両方にXMLサイトマップを作成する

Webサイトの301リダイレクトを行う際は、旧サイトと新サイトの両方でXMLサイトマップを作成しておくのがおすすめです。

XMLサイトマップは、検索エンジンにサイト内のページの情報を伝えるためのファイルです。サイト内のページのURLが記載されています。新旧両方のサイトマップを用意しておくことで、検索エンジンが旧URLから新URLへのリダイレクトをスムーズに検出できるようになります。

ただ、サイト移転作業が完了して旧URLのインデックスがなくなった場合、旧サイトのXMLサイトマップは削除してかまいません。

リダイレクトチェーン・リダイレクトループを避ける

301リダイレクトを複数回連続させる「リダイレクトチェーン」は、できるだけ避けましょう。

リダイレクトチェーンが発生すると、ページの表示速度が低下するうえ、検索エンジンが正しく評価を引き継げなくなる恐れがあります。Googleはリダイレクトの連鎖を最大でも2段階までにとどめることを推奨しています。

また、AからBへ、BからAへと転送し合う「リダイレクトループ」が発生すると、ページが正しく表示されなくなります。301リダイレクトを設定した後は、転送元から転送先まで正しく1回でアクセスできているか、必ず確認しましょう。

転送先ページの関連性を保つ

301リダイレクトの転送先は、転送元のページと内容的に関連性の高いページに設定しましょう。

転送先のページが転送元と無関係であったり、コンテンツが薄かったりすると、検索エンジンに評価の引き継ぎを正しく認識されず、検索順位が下がる原因になります。

複数の旧ページを1つの新ページにまとめる場合も、できるだけ内容が近いページへ転送することが大切です。むやみにトップページへ一括転送するのは避けましょう。

適切に301リダイレクトを設定しよう

301リダイレクトとは、サーバーが新しいURLを通知し、ブラウザを新URLへ自動的に転送させる仕組みです。Webサイトの移転やリニューアルなどでURLを更新した際に設定します。

301リダイレクトを設定すると、旧URLで獲得していたSEO評価を新URLに引き継いだり、旧URLへアクセスしたユーザーを新しいページへ誘導できたりします。301リダイレクトを適切に設定して、Webサイト運営をスムーズに継続させましょう。

パンタグラフでは301リダイレクトを含む、コンテンツ制作を幅広くサポートしています。集客に関するお悩みはもちろん、サイトの成長やビジネスで成果を出すためのノウハウもご提供しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

301リダイレクトを含むサイトの構造改善は、検索エンジンに正しく評価されるコンテンツ作りの土台になります。「検索結果で上位表示されるコンテンツをどう作るか」もあわせて見直したい方は、以下の資料もぜひご活用ください。

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