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E-E-A-Tとは?意味を理解したうえでSEOで検索上位に載る記事を書こう!

SEO 2023.12.13

E-E-A-Tとは?意味を理解したうえでSEOで検索上位に載る記事を書こう!

オウンドメディアやブログなどでSEOに配慮したコンテンツを制作する際に、E-E-A-Tという言葉を耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか。

E-E-A-TとはSEOにおいて重要な考え方で、コンテンツの品質を評価する基準として、Googleのガイドラインでも触れられています。E-E-A-Tを満たしたコンテンツを制作することで、上位表示を狙いやすくなるでしょう。

本記事では、E-E-A-Tの意味や重要性を詳しく解説します。YMYLとの関連性も説明しているため、ぜひコンテンツ制作に役立ててみてください。

E-E-A-Tとは?

E-E-A-Tとは、Googleが発表した検索評価ガイドラインに明記されている評価項目です。E-E-A-Tは4つの項目の頭文字を取ったもので、それぞれ以下の4要素を表しています。

  • Experience(経験)
  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

以前はE-A-T(専門性・権威性・信頼性)を基準としていましたが、より信頼性の高いコンテンツを評価するために、Experience(経験)が追加されました。

参照:品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に ExperienceのEを追加|Google検索セントラルブログ

ここからは、4つの要素を一つひとつ解説します。E-E-A-Tについて深く理解していきましょう。

Experience(経験)

Experience(経験)とは、コンテンツの作成者が内容に対して実体験を示しているかを評価する要素です。

たとえば、SEO対策に関するコンテンツを掲載しているメディアが2つあったとします。Aは基本的な情報がまとめられ、BにはSEO対策を実施した上で難しかったポイントやコツを解説している場合、Bの方がExperience(経験)の面で有益と評価されやすくなります。

Expertise(専門性)

Expertise(専門性)は、コンテンツの分野や内容に対して専門的な知識やスキルをもっているかを判断するための要素です。

専門的な情報が網羅され、ユーザーの問題を解決できるコンテンツは、Expertise(専門性)を評価される傾向があります。

ひとつのコンテンツに対してだけではなく、メディア全体としての専門性も重要です。関連するトピックを取り上げたコンテンツをリンクするなどの取り組みによって、専門的な情報が網羅されているメディアとして評価されやすくなります。

タブレットを見ながら会議に参加

Authoritativeness(権威性)

Authoritativeness(権威性)とは、第三者から見たときに信頼できるコンテンツであるかを評価する要素です。

ユーザーからの認知度が高かったり、他のサイトからリンクされていたりするなど、外部からの評価が得られていると判断されるほど、権威性は高いと言えます。

  • SNSで広く普及されている
  • 著者が専門家である

など、多角的な情報からGoogleでは権威性を評価しています。

Trustworthiness(信頼性)

Trustworthiness(信頼性)は、メディアやコンテンツの信頼性や安全性を評価する要素です。情報の正確性が高い、ユーザーにとって安全性が高いなど、信頼できるメディアに仕上がっていることが求められます。

他社の模倣ではなくオリジナル性が高い、セキュリティに配慮している、運営者情報が明記されているなどが主な評価項目です。

E-E-A-Tの4要素いずれにも言えることですが、とくにTrustworthiness(信頼性)は他の要素との関連性が高いと言えます。経験・専門性・権威性のいずれかが欠けても、信頼性は担保できません。他の要素を満たすことで、信頼性を一定に維持できることを理解しましょう。

 

E-E-A-TのSEO上の重要性

SEO対策において、Googleの検索品質評価ガイドラインは明確な基準であり、ガイドラインに沿った取り組みが求められます。Googleは、SEOにおけるE-E-A-Tの重要性について、以下のように明言しています。

E-E-A-T 自体はランキングに直接影響する要因ではありませんが、E-E-A-T が優れているコンテンツを特定できる要素の組み合わせを使用することは有効です。

引用:有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成|Google検索セントラル

直接検索順位に影響を与える要素ではないものの、E-E-A-Tに配慮されたコンテンツは間接的にSEO評価を得られる可能性があります。

ここで注意したいのは、Googleでは、ユーザーを第一に考えたコンテンツを評価している点です。

検索エンジン(Google)を第一に考えたコンテンツ作成をしてはいけません。Googleに評価されるためではなく、ユーザーに信頼性のある情報を発信するためにE-E-A-Tを意識することが重要です。

浮かび上がる検索エンジン最適化の概念

 

SEO対策上、E-E-A-Tを高める方法

SEO対策を行う上で、E-E-A-Tを意識した取り組みを実施することによって、サイトやコンテンツの評価を高めやすくなります。

E-E-A-Tを高める方法として、それぞれの要素に対応したポイントを解説します。

  • E(経験)自身や他者の経験に基づく記事を意識
  • E(専門性)サイト内部で記事や文章同士をリンクさせる意識
  • A(権威性)常に自身のサイトをPRする意識
  • T(信頼性)サイト内の正確性やサイトのセキュリティ面への意識

E-E-A-Tに配慮した取り組みを強化したい方は、上記の方法を実践してみましょう。

E(経験)自身や他者の経験に基づく記事を意識

Experience(経験)を満たすためには、コンテンツに経験を盛り込むことが大切です。

たとえば、SEOに関するコンテンツであれば、実際にコンテンツを制作した経験や実績などを含めることによって、Googleに評価されやすいコンテンツになります。

ユーザーにとっても有益なコンテンツになるため、取り上げるトピックの信頼性が高まり、商品・サービスの購買や問い合わせなどの成果に繋がるでしょう。

E(専門性)サイト内部で記事や文章同士をリンクさせる意識

Expertise(専門性)は、コンテンツ単体だけではなく、サイト全体で意識する必要があります。

専門性を評価されるサイトにするためには、制作するコンテンツのテーマやトピックを絞り込み、特定のジャンルに特化した専門サイトを目指しましょう。

また、関連するコンテンツをリンクさせることも重要です。たとえば、SEOの専門サイトであれば、YMYLやインデックスなど関連するトピックのコンテンツを制作し、リンクさせることでサイトの専門性が高まります。

ビジネスの表を黒板に書く男性

A(権威性)常に自身のサイトをPRする意識

Authoritativeness(権威性)を高めるためには、外部からの評価を獲得する取り組みが重要です。

たとえば、SNSやYouTubeなどでSEOに関するノウハウや知識を発信することで、「SEOに詳しい企業・メディアである」という評判が徐々に広がっていくでしょう。

権威性はすぐに確立されるものではないため、地道にサイトをPRする意識をもつことが大切になります。

T(信頼性)サイト内の正確性やサイトのセキュリティ面への意識

Trustworthiness(信頼性)は、経験・専門性・権威性によって成り立つものですが、すぐにできる取り組みとして、サイトの正確性や安全性を高めることが大切です。

コンテンツを発信するにあたって情報の正確性を慎重にチェックしたり、セキュリティ対策で安全性を高めたりすることが信頼性を高める一歩となります。

サイトの正確性と安全性を担保した上で、経験・専門性・権威性に関する取り組みを強化し、E-E-A-Tに配慮したサイトやコンテンツを目指しましょう。

スタイリッシュなオフィスでプレゼンテーションを行う若い男性

 

YMYLとEEATの関連性

SEO対策では、YMYLというジャンルでとくにE-E-A-Tが重視される傾向があります。YMYLとは「Your Money Your Life」の頭文字を取った言葉で、以下のような分野がYMYLに該当するジャンルです。

  • 健康・医療
  • 金融
  • ショッピング・ECサイト
  • 宗教・人種
  • ニュース・時事
  • 法律・公共サービス

健康や経済的安定など実生活への影響が大きく、誤った情報や誤解を招く情報を公開した場合、Googleのガイドラインでは厳しい評価が下されます。

YMYL領域でGoogleの評価を得るためには、E-E-A-Tに配慮したコンテンツ制作が欠かせません。これまでも重要視されていたE-A-Tに加え、自身の経験をもとにした情報を組み込むことで、SEOで評価を得られる可能性が高くなります。

YMYL領域でメディアを運営する際は、E-E-A-Tを意識し、コンテンツを制作しましょう。YMYL領域で行うべきSEO対策は「YMYLとは?該当ジャンルや効果的なSEO対策方法を解説」で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

E-E-A-T まとめ

E-E-A-Tとは、Googleの検索評価ガイドラインに明記されている項目で、SEOにおいて理解しなければならない要素です。

経験・専門性・権威性・信頼性をもつサイトやコンテンツに仕上げることによって、Googleからの評価はもちろん、ユーザーにとっても有益な情報を発信できます。

オウンドメディアやブログでSEO対策に取り組んでいる方は、本記事を参考にして、E-E-A-Tに配慮したサイト・コンテンツを制作しましょう。

パンタグラフではE-E-A-Tを考慮したコンテンツ作成をサポートしています。なかなか検索順位が上がらずお困りの方、コンテンツ制作をこれから始めようとお考えの方はぜひ一度ご相談ください。

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