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CMSとは?会社の顔でもあるホームページ制作でCMSが絶対に必要な理由とは
UI/UXデザイン 2026.06.24

多くの企業や会社の【顔】として存在しているホームページ。
その重要なホームページを数年前に制作したまま、ほったらかしにしていませんか? もしそうであれば、時間をかけて制作したホームページに会社の顔としての役割は、今は果たせてないかもしれません。
古いホームページの場合、システムによっては管理がしづらかったり、SEOが反映しづらかったりといった問題が発生しており、多くの方々がCMSを導入しこういった問題に対応しています。
そこで、現在では当たり前に使われているCMSを導入するメリットと種類・押えておくべきポイントについて解説していきます。あわせて、2026年現在のCMS市場の状況や、近年新しい選択肢として注目されている「ヘッドレスCMS」についても解説します。
目次
CMS(Content Management System)とは
そもそも、CMSとはいったい何なのでしょうか。
CMSとは、Content Management Systemの略称で、ホームページを管理・運用するためのシステムのことを表します。特に現在では、WordPressがよく利用されているためその名前を耳にすることも多いのではないでしょうか。
実は、少し前までは会社のホームページを作ったり更新したりする場合には、とても手間がかかっていました。
なぜなら、社内でWebに詳しい人材がいなかった場合は、その都度外部に依頼しなければならなかったからです。 もちろん、外部に依頼すればその分のコストも発生してしまいますし、変更内容によっては、予想以上の日数がかかってしまうこともザラでした。
しかし、WordPressのようなCMSが一般的になった今では、高度な技術はそこまで必要ではなくなってきています。
それは、管理画面の操作性が向上しWeb初心者でも操作方法や手順を覚えるだけで、ほとんどの操作が行えるようになったためです。極端な話、HTMLやCSSの知識がほとんど無かったとしても管理運営で必要な基本操作を行う事が可能です。
また、社内でCMSにより管理運営を行える環境になったことで、すぐに修正や変更対応ができるようになりました。
CMS導入のメリットとは?
そもそも、なぜWordPressのようなCMSを導入すべきなのかを見ていきましょう。

更新や変更がだれでも簡単にできる
CMSの最大のメリットと言えば、先述の通りサイトの更新や変更がだれでも簡単にできることです。
殆どのCMSでは説明書やマニュアルなどがあるため、初見でも、ある程度対応することができます。
テンプレートが豊富
CMSにもいくつか種類はありますが、例えばWordPressならテンプレートが豊富に用意されています。
テンプレートには無料と有料のものがあり、前者は比較的個人ブログ系、後者はコーポレートサイトのようなしっかりした企業サイトで利用される傾向にあります。
またテンプレートにはデザインや構成が既に含まれたものも多く、1からサイト作りをしなくてもテンプレートを利用するだけで、ある程度デザインや構成が形成されるというメリットがあります。
CMS導入でSEOが有利になる
特にWordPressは、SEOにも強いCMSと言われています。
なぜなら、WordPressは現在Googleが決めている殆どのガイドラインに対して適応できるような仕組みになっています。
また、WordPressにはプラグインも豊富にあるため、SEOで重要なページスピードの改善や、画像の圧縮など、ボタンひとつで簡単に対応できることが多いです。
ただし、プラグインを入れすぎるとサイトの表示速度が遅くなり、逆にCore Web Vitalsなどのページ体験評価を下げてしまうこともあります。必要なプラグインを見極め、定期的に整理することが大切です。
外部に委託することが減るためコストカットできる
CMSを利用すると、ある程度のことは社内で完結できるため、外部に依頼することが少なくなる、というメリットがあります。
外部に依頼することが減るということは、その分の費用を抑えられますし、なにより煩わしいやり取りがなくなり、それにかかる人的なコストの削減が見込めます。
CMS導入のデメリットとは?
CMSを導入したからと言って、すべてがメリットという事ではありません。
そこで、CMSを導入するデメリットについて考えていきましょう。

カスタマイズすると費用が高くなる
当たり前ですが、サイトを1から細部にわたりこだわりを持って制作したり改修したりする際、外部へ依頼すると費用が高くなってしまいます。
CMSを利用しホームページを制作する場合でも、制作自体は外部に依頼することがほとんどです。
そうした時に、制作の内容をテンプレート形式のサイト制作であれば数十万円で済みますが、完全オリジナルのサイト制作の場合はシステムやプラグンのカスタマイズが発生し百万円単位まで跳ね上がってしまうケースがあります。
なので、特にこだわりがなく、「とりあえずCMSを使ってホームページを制作・改修したい」ということであれば、テンプレート形式のサイト制作をおススメします。
もしデザインなどの見栄えや希望のシステムなど要件がしっかり決まっている場合は、完全オリジナルサイト制作にするべきでしょう。
セキュリティの問題
ユーザーが集まりやすい人気CMSには、セキュリティ面で問題が挙げられます。
なぜなら、近年ではそういった人気のあるCMSの脆弱性(セキュリティホール)を突いたサーバー攻撃が頻発しているからです。
この問題はCMS関係なく全てのホームページに対してもいえる事ですが、独自のシステムや利用数の低いCMSだと、利用率の低さなどからターゲットとなりにくく、攻撃対象になる可能性は低いです。
つまり、人気のWordPressはセキュリティ面で気を付ける必要があるという事です。
特に、ログイン画面で簡単なIDやパスワードを設定していると、ターゲットとなった場合、数秒でハッキングされるということを、憶えておきましょう。
2026年現在は、ID・パスワードの強化に加えて、二段階認証(2FA)の設定、プラグインやCMS本体の定期的なアップデート、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の導入など、複数の対策を組み合わせることが基本的なセキュリティ対策として推奨されています。
CMSの種類はおおきくわけて4種類
CMSには、いくつかの種類があることをご存知でしたでしょうか。次はCMSの種類について解説していきます。
オープンソース型CMS
オープンソース型CMSとは、その名の通り、誰でも無償で利用できるCMSのことを指します。
たとえば、世界シェアトップのWordPressもオープンソースに分類されます。
また、最近よくネット広告でみかけるWixというサイト制作ツールもオープンソースです。
パッケージ型CMS
パッケージ型CMSとは、企業向けにつくられた専用のCMSのことを指します。
パッケージ型CMSは個人ではなく企業向けに、様々な要件を想定してつくられています。
また、オープンソースにはない、導入から運用までをベンダーによってサポートが受けられるというメリットがあります。
クラウド型CMS
パッケージ型CMSは、サーバー内にデータを保管しつつ、オンラインで使うことのできるCMSです。
つまり、CMS構築のためにサーバーを新たに用意する必要がないという事です。
ですから、PC・ブラウザさえ用意していればオンライン上で、クラウド型のCMSを利用することができます。
なお、最近よくネット広告で見かける「Wix」のようなサイト制作ツールは、オープンソースではなく、運営会社が提供するクラウド型・SaaS型のサービスです。ソースコードが公開されていないため、本記事では区別してクラウド型CMSに分類しています。
ヘッドレス型CMS
ヘッドレス型CMSとは、コンテンツの「管理」機能と、画面の「表示」機能を分離したタイプのCMSです。従来型のCMSはコンテンツの管理と表示の仕組みが一体化していますが、ヘッドレスCMSはAPIを通じてコンテンツを配信するため、Webサイトだけでなく、スマホアプリやデジタルサイネージなど複数のプラットフォームに同じコンテンツを一元配信できます
代表的なサービスには、海外の「Contentful」、国産の「microCMS」などがあります。最近では、コンテンツ制作の文案提案や改善補助を生成AIが行う機能を備えたヘッドレスCMSも登場しています。
複数のチャネルにコンテンツを配信したい場合や、フロントエンドの開発を内製化したい場合には、ヘッドレスCMSの導入が向いています。
CMS選定のポイント
CMSは大きく分けて4種類あることがわかりました。
そこで、どういうサイトに向いているのかを考えていきましょう。

作るサイトの内容でCMSを選ぶ
運営するサイトがコーポレートサイトなのか、オウンドメディアのような情報発信型サイトなのかで、選ぶCMSは変わってきます。
どのCMSにも特徴があり、強みをもっています。
何も考えずに、機能性がいいというだけでCMSを選んだ結果、後悔することもあるので注意しましょう。
ですから、まずはサイトの方向性をしっかり決めてからCMS選ぶ事が重要です。
どれくらいの規模のサイトなのか
会社によっては、ホームページの規模はさまざまです。
たとえば、データ通信量が莫大だったり、トラフィック量が増えすぎたり。
そんな中、サーバーの負荷に弱いCMSを選択してしまうと、訪問者がアクセスしても全くサイトが表示されない、表示されるまでに時間がかかる、崩れて表示されている、なんてことになる可能性があります。
事前にどういったコンテンツやサービスを公開・配信するかを想定したうえでCMSを選びましょう。
セキュリティ面は大丈夫か
企業のホームページを制作する場合、セキュリティ面では強固なものにしたいものです。
情報漏洩をしてしまうと、ユーザーの信用性を失ってしまい企業イメージや売上の低下、それどころか、ネット上で炎上することも覚悟しなければなりません。
セキュリティの脆弱性のなく(もしくは低い)、定期的にアップデートが行われるCMSを選ぶべきでしょう。
配信先は1つか複数か
Webサイトだけでなく、スマホアプリやデジタルサイネージなど複数の場所に同じコンテンツを配信する予定がある場合は、ヘッドレスCMSも選択肢に入れて検討するとよいでしょう。
配信先がWebサイトのみで、これからCMSを使い始める場合は、テンプレートやサポート体制が充実した従来型CMSの方が扱いやすいケースが多いです。
まとめ
CMSと言っても、Movable TypeやWix、Jimdoなど、数えきれないほどの種類が存在し、数があればあるほどCMS選びに迷ってしまうもの。
もし、CMS選びに迷ったのであれば、WordPressを基準に選ぶ事をおすすめします。
WordPressは日本を含む世界中で利用されており、テンプレートやプラグインの豊富さ、定期的なアップデートによるセキュリティ対策など現段階で一番使い勝手の良いCMSといえるのではないでしょうか。
実際、2026年時点の調査でも、WordPressは国内の主要CMS利用サイトの過半数で使われており、世界全体でもCMS市場の約6割を占めるなど、シェアの大きさは変わっていません。一方で、複数のチャネルへコンテンツを配信したい場合は、ヘッドレスCMSも有力な選択肢になっています。サイトの目的や規模に応じて、両者を比較検討するとよいでしょう。
パンタグラフでは、最適なCMSの選定からCMSを活用したサイトの構築まで、お客さまのニーズに応じたご提案をさせていただいています。
また、CMSを活用したオウンドメディアを、AIと共創しながら営業・採用・ブランディングの事業基盤へと発展させる「オウンドメディアAX」支援も行っています。CMS選定の先にある運用・活用までお悩みの方は、以下より資料をダウンロードしてください。
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