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メタディスクリプションとは?SEO効果や書き方のコツを解説!
SEO 2024.07.03
メタディスクリプションは、Googleなどの検索結果画面でタイトルの下に表示される文章です。
タイトルとメタディスクリプションは最初にユーザーの目に入る情報であるため、そのサイトや記事の内容を効果的に伝えるのに役立ちます。
SEO評価に影響はありませんが、クリック率を高めたりユーザーの興味を引いたりする際に重要です。
この記事では、メタディスクリプションの概要から設定するメリット、設定する文章を考える際のコツなど詳しく解説します。
目次
メタディスクリプションとは
メタディスクリプションとは、HTMLタグのことです。
メタディスクリプションに、記事の内容を要約した70~120文字程度の文章を設定することで、検索エンジンに記事の内容を適切に伝えられます。
メタディスクリプションに設定した文章は記事上に表示されることはなく、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果画面に、説明文として表示されます。この説明文が表示される枠はスニペットと呼ばれます。
「スニペット」について詳しく知りたい方は、「スニペットとは?SEO効果や種類、表示方法をわかりやすく解説」をご覧ください。
メタディスクリプションの設定は必須ではありません。しかし、設定しておくことでユーザーの意図に寄り添った有益な情報を提供できます。
ユーザーがどのような疑問や悩みを持っているのかを意識し、メタディスクリプションを作成することが重要です。
SEOに影響はない
メタディスクリプションはSEO評価に影響がありません。Googleが「正確なメタディスクリプションはクリックスルーを向上させることができますが、検索結果内のランキングには影響しないことに注意してください」と発表しています。
Googleが発表しているメタディスクリプションに関する事項は以下の通りです。
■Googleが発表しているメタディスクリプションに関する事項 表示されているスニペットにdescription metaタグを使用する場合でも、Googleのランキングではdescription metaタグは使用されません。 引用元:Google |
前述の通り、メタディスクリプションは検索結果上に表示されるため、クリック率に影響があります。
ユーザーは、タイトルやメタディスクリプションを読んで、そのページを開くか判断するからです。そのため、SEO評価に影響を与えなくても、ユーザーに伝わりやすいよう簡潔にメタディスクリプションを記載することをおすすめします。
メタディスクリプションの設定で得られるメリット
メタディスクリプションの設定で得られるメリットは主に以下の2つです。
- クリック率が増加する
- テクニカルSEOの最適化につながる
クリック率が増加する
適切な内容のメタディスクリプションは、検索結果画面で、タイトル下に表示されるため、クリック率の増加につながります。
通常、検索結果上に表示されるのは、タイトルとディスクリプションのみです。ユーザーはこの2つを見て記事を開くか判断します。
ユーザーが欲しい情報をメタディスクリプション内に記載すれば、記事の内容も読みたいと感じてもらえる確率が高いです。
一方で、メタディスクリプションの情報が不明瞭でわかりづらい場合は、クリックすらされない可能性があり、メタディスクリプションをわかりやすく記載することで長期滞在してくれる良質なユーザーを獲得できるでしょう。
テクニカルSEOの最適化につながる
メタディスクリプションはSEOに影響を与えないものの、テクニカルSEOの最適化につながる役割を果たしてくれます。
テクニカルSEOとは、Webサイトの表示速度改善やページ階層整理など、検索エンジンへの情報提供最適化を図るSEO対策のことです。
適切な内容をメタディスクリプションに設定することで、そのページがどのようなページなのかを正しく検索エンジンに伝えられます。そのため、テクニカルSEOの最適化や、Webサイトの検索順位を高めることにつながります。
テクニカルSEOについて詳しく知りたい方は、「テクニカルSEOとは?コンテンツSEOとの違いや対策するメリットも!」をご覧ください。
メタディスクリプションを設定しないとどうなる?
メタディスクリプションを設定しなくても問題はありません。検索エンジンが記事の中から検索キーワードと関連性の高い文脈を抽出し、自動で文章を生成・表示してくれます。
自動生成されたスニペットは、文章として成立していなかったり記事の内容を正確に反映していなかったりする場合が多いです。そのようなスニペットでは、ユーザーがWebサイトに訪問する機会を失う可能性があります。
記事の内容を正しく発信するためにも、メタディスクリプションは手動で設定する方が良いでしょう。
メタディスクリプションを設定しても表示されないケース
メタディスクリプションを設定したにもかかわらず、検索結果画面に表示されない場合があります。
設定したメタディスクリプションが表示されない原因は、主に以下の2つです。
- 記事内から検索キーワードに合ったスニペットが自動的に選ばれている
- ディスクリプションの内容が適切ではないと検索エンジンに判断されている
記事内から検索キーワードに合ったスニペットが自動的に選ばれている
メタディスクリプションを事前に設定していても、記事内の文章から検索キーワードに合ったスニペットが自動的に選ばれている可能性があります。
Googleの検索結果で表示されるスニペットは、ユーザーにとってわかりやすい文章になっているかを判定されるため、設定したメタディスクリプションが採用されないことがあります。
メタディスクリプションを設定していたにもかかわらず内容が変更されている場合は、記載した内容を見直しましょう。
ディスクリプションの内容が適切ではないと検索エンジンに判断されている
メタディスクリプションをあらかじめ設定していたとしても、内容が不適切と検索エンジンに判断されると検索結果画面に表示されない場合があります。
検索エンジンの内容が記事の内容と一致していないと評価されると、記載していた内容が狙い通りに表示されません。
メタディスクリプションを設定しても適切に表示されていない場合は、メタディスクリプションに記載した内容と記事の内容が合致しているかを見直しましょう。
メタディスクリプションを考える際のコツ
メタディスクリプションはやみくもに記載して良いわけではなく、ユーザーにとって有益な情報を盛り込む必要があります。
Googleからも役に立つコンテンツと判断される可能性も上がります。
メタディスクリプションを考える際のコツは以下の通りです。
- 記事の内容を100文字程度で端的にまとめる
- ユーザーニーズが高いキーワードを盛り込む
- 独自性を伝える
記事の内容を100文字程度で端的にまとめる
ユーザーは最初から記事の内容を上からしっかり読み込むわけではありません。最初に概要や知りたいことを把握してから、理解を深める傾向があります。
そのため、記事を読むか判断するためのメタディスクリプションも、だらだら書くのではなく要点を簡潔に伝える必要があります。
なお、デバイスによって表示される文字数は異なり、その目安は以下の通りです。
- スマートフォン:70文字程度
- パソコン:90~120文字程度
スニペットは表示される内容は、基本的にどのデバイスでも同じです。狙うキーワードや結論など重要なことは、すべてのユーザーに表示される前半部分に盛り込みましょう。
ユーザーニーズが高いキーワードを盛り込む
メタディスクリプションを設定する際は対策キーワードに加えて、ユーザーの関心が高い関連キーワードや興味を引くキーワードを盛り込むと良いでしょう。
ユーザーがこの記事を読むことで自分の悩みが解決できると判断して、クリックに繋がります。
しかし、記事に関係のないキーワードはNGです。検索エンジンから記事の内容と関係ないと判断されスニペットに表示されなくなったり、ユーザーの早期離脱につながったりします。
大前提として、記事内に記載されている内容をメタディスクリプションにも設定することが重要です。
独自性を伝える
メタディスクリプションを設定する際は、単に簡潔に記載したり、キーワードを盛り込んだりするだけではなく、独自の内容を伝えることが重要です。
他の記事と差別化を図っているポイントやインタビュー、アンケートなどの独自の内容を示すことができれば、ユーザーがこの記事を読む理由に繋がり、興味を持ってもらえる可能性が上がります。
ユーザーによってどのようなメリットや利益が得られるかを意識し、メタディスクリプションを記載しましょう。
メタディスクリプションを設定する方法
メタディスクリプションを設定する方法は、大きく分けて2通りあります。
- HTMLで設定
- CMSで設定
Webサイトをどのように管理しているのかによって設定する方法が異なるため、管理方法にあわせて設定しましょう。
HTMLで設定
HTMLに直接書き込む方法です。ファイルのアップロードやダウンロードに使用されるサーバーであるFTPなどを使って、該当するファイルを開き直接編集が可能です。
メタディスクリプションタグは以下です。「”文章”」の箇所に記載したい文章を入力します。
<meta name=”description” content=”文章” |
タグに表示されている文字を1文字でも削除してしまうと正しく表示されなくなるため、記載する際には注意して入力しましょう。
CMSで設定
WordPressなどのCMSを利用してWebサイトを運営している場合は、プラグインをインストールしてメタディスクリプションを設定できます。
WordPressの場合、以下のプラグインでメタディスクリプションが設定できます。
- All in One SEO
- Yoast SEO
- Premium SEO Pack
プラグインをインストールすることで、固定ページや投稿ページにメタディスクリプションが記載できる機能が追加されます。
導入しているテーマによっては、プラグインをインストールしなくてもメタディスクリプションが記載できるテーマもあるため、確認してみると良いでしょう。
メタディスクリプションを設定してサイト流入を改善!
メタディスクリプションは、SEO評価には影響がありません。しかし、クリック率の向上やテクニカルSEOの最適化につながります。
メタディスクリプションを設定しなくても、ページ上のコンテンツから自動生成された説明文が表示されますが、内容が適切ではなかったり、ユーザーのニーズを満たせていなかったりする可能性があります。
ユーザーのニーズに寄り添ったメタディスクリプションを設定して、Webサイトへの流入改善へつなげましょう。
パンタグラフではメタディスクリプションを含む、コンテンツ制作のサポートをしています。集客に関するお悩みはもちろん、サイトの成長やビジネスで成果を出すためのノウハウもご提供しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。
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