ホームページをリニューアルするときの大切なポイントとは?
制作/開発 2019.03.11
インターネットが普及した今、ホームページを活用している企業は増えています。
しかし、中には
- 「ホームページのデザインが古くなった」
- 「スマートフォンでの閲覧に対応していない」
- 「構造が複雑になって管理しきれない」
といった課題を抱えているところも少なくありません。
そんなときに検討したいのが、ホームページのリニューアルです。
リニューアルすることでさまざまなメリットがありますが、失敗しないようにするために、気をつけたい点もあります。
今回は、ホームページをリニューアルを検討する際に考慮すべきポイントについて解説します。
目次
ホームページをリニューアルする6つのメリット
まずは、ホームページを新しくすることでいったいどのようなメリットがあるのか、具体的にご紹介します。
主なものとして、以下の6つが挙げられます。
1.デザインが新しくなり、企業イメージがアップする
リニューアルすることで見た目が綺麗になるほか、使い勝手の向上が図れます。使いやすく見やすいデザインに、ユーザーの印象が良くなります。
また、ホームページのデザインには流行があります。最新のUIデザインに対応することで、ユーザーに「古くさい」と思われるのを避け、好印象を持ってもらうことができます。
フラットデザインを取り入れたり、動画を活用したりするなど、トレンドを研究しながらデザインを考えてみましょう。
2.スマホの閲覧に対応できる
リニューアルすることで、スマートフォンからのホームページ閲覧に対応できます。
近年はスマートフォンが広く普及し、サイトの閲覧もパソコンではなくスマホ、というユーザーが増えています。古いホームページの中には、パソコン用の画面がそのまま表示されて見づらかったり、そもそもスマホでは表示されなかったりする場合があります。
スマホ対応にリニューアルすることで、モバイル端末ユーザーにもサイトを利用してもらえるようになります。
3.注文や問い合わせ数が増える効果が期待できる
見た目や使い勝手が良くなったり、スマホに対応したりすることで、届けたい情報がユーザーへより伝わりやすくなり、ホームページを通した注文や問い合わせ数の増加が期待できます。
デザイン性が良くなれば、ユーザーに商品やサービスをアピールしやすくなります。また、さらに閲覧者数や滞在時間が増えれば、それだけ「購入」や「資料請求」につながる可能性が高くなります。
4.データが整理される
ホームページの運営期間が長くなるほど、内部データ量は増えていきます。ページ数や画像・動画データ、リンクなどが増えていけば、サイトの構造は複雑化してしまいます。
リニューアルでホームページを再設計することで、分かりづらかったデータをすっきり整理できます。
5.更新や修正の負担が減る
管理コストを減らす対策として、ホームページ更新を自社で行えるようにリニューアルするという方法もあります。
具体的には、CMS(コンテンツ管理システム)を活用します。代表的なCMSに「Wordpress」があります。ホームページを管理するための基本的な機能が揃っているほか、必要に応じて機能拡張もできる便利なシステムです。
サイト制作の専門知識が少なくても管理できるため、月々の運用をコストカットしたい場合は使用を検討するのがおすすめです。
CMSについては下記の記事も参考にしてみてください。
→日本で人気のCMS「WordPress」と「Movable Type」を比較!
6.SEO対策を見直す機会になる
SEO(検索エンジン最適化)対策とは、簡単にいえば、「Googleで検索したとき、いかに上位に表示されるようにするか」ということです。
ホームページを多くのユーザーに閲覧してもらうには、検索上位になることが重要です。
リニューアルは、SEO対策を見直す良いタイミングです。
ユーザーに使いやすい構造にしたり、内部リンクの貼り方などを改善したりすることで、Googleのランキング上位に入れる可能性が高まります。
ホームぺージ リニューアル時に押さえておきたい4つのポイント
前述のとおり、リニューアルにはさまざまなメリットがあります。しかし、一方で注意しなければいけない点もいくつかあります。詳しく見ていきましょう。
1.現状の問題点を把握する
リニューアルとは、「ただ見た目をおしゃれにするだけのもの」ではありません。自社サイトを作ったということは、自社の情報発信を行い、売上アップや集客、知名度向上につなげるといった目的があるはずです。
現状のホームページが抱える問題点を把握することで、具体的に何を改善すれば良いのかが見えてきます。
2.「ゴール」を明確に定める
問題点が把握できたら、次はリニューアルすることのゴールを明確に決めましょう。ゴールとは、わかりやすくいえば「リニューアルという手段を使って達成したい目標・目的」です。
「1ヶ月のPV数100万」「アクセス数30%アップ」など、具体的な数値目標を定めるのもおすすめです。
3.SEOの順位ダウンに注意
リニューアルでSEO対策になると前述しましたが、何でもかんでも変えてしまえばよいというわけではありません。場合によっては、逆に検索順位が落ちてしまう可能性があります。
順位ダウンのリスクがあるケースの例として、以下のものがあります。
- コンテンツのタイトルや内容を大きく変えてしまう
- ドメインを変更してしまう
- Googleが推奨するサイト構造ではない
もともと順位が高いコンテンツを持っていた場合、タイトルや内容を変えることで、Google側の評価が下がってしまう可能性があります。同じように、ドメインも全く新しいものにしてしまうと、今まで検索エンジンから得ていた評価が失われてしまいます。
また、ホームページの構造がGoogle推奨のものでない場合も、低い評価となるリスクがあります。リニューアルの際は、SEO対策について詳しい制作会社を選ぶのがおすすめです。
4.画像やコードなどの権利の所在を確認する
画像やコードなどの権利がいったいどこに帰属するのかは、必ずチェックすべき事項です。
ファイルはすべて自社のものだと思っていたら制作会社に権利があり、画像やテキストが使えない、といったリスクが考えられるためです。
特に、現状のホームページを制作依頼した制作会社と、今回新しくリニューアルを依頼する制作会社が異なる場合は、権利関係を明確にしないとトラブルの元になりますので、注意が必要です。契約前に、必ず権利の所在を明確にしましょう。
まとめ
ホームページを適切にリニューアルすることで、デザインや機能向上が図られ、ユーザーに好印象を持ってもらえることが期待できます。
さらには、管理や修正の負担が減り、管理者にとっても使いやすいホームページになります。この記事でご紹介したポイントを参考に、ぜひ理想的なホームページリニューアルを行なってください。
しかし、実際にリニューアルをしようとしたとき、思いがけないような課題が出てくるかもしれません。パンタグラフではクライアントの課題に共に向き合い、インターネットを通じた最適な解決策で成果を出していきます。
無料でご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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